現在、日本のスピリチュアル界でもっとも有名なお二人、阿部俊郎さんと雲黒齋さんの共著である『降参のススメ』は、今、私が毎日読み返している本です。
文章が分かりやすくまとめられているので、読みやすいですし、それでいて本当に深い内容なので、毎日読み返して、文章を頭にたたき込んでいます。自分の意識に染み渡って、この本の言葉が自分の一部となるまで続けようかなと思っているくらいです。
私が『降参のススメ』のキモだと思う一節
ただし、読み返すといっても、最初から最後まで本を読んでいるわけではありません。心に響く箇所だけを見るようにしています。それも、数ヶ所あったのがだんだん減ってきて、今ではほぼ1カ所だけです。
それは、第三章P.89にある『あらゆるガードをおろして、100%自分を開くってこと。100%信頼するってこと。』という部分です。
この前後の文章も合わせて読んでいますが、『宇宙は自分の味方であることを100%信頼する』という感覚が自分のモノになるように何度も見返しています。
私は朝・昼・晩の3回、瞑想をしているのですが、その前に読んで、それから目をつぶるようにしています。
まだ、理由のない不安や恐怖感を感じることがあるので、まだ100%信頼出来ているわけではありませんが、着実にその度合いは強くなっていることを実感しています。
こうやって少しずつというのも、『努力すれば●●出来る』という典型的な3次元の発想かもしれませんが、正直なところ、今の私はこれが一番しっくりくることなので、毎日続けています。
願望を引き寄せることが気にならなくなりました
降参のススメには、阿雲流引き寄せの法則という章もあり、ここで願望を実現する(引き寄せる)コツがまとめられています。数ヶ月前までは、この部分を熱心に読んでいたのですが、このところ、急激に気にならなくなり、先ほど触れたP89の部分ばかりに目がいっています。
願望を実現することが、自分にとってそれほど重要なことではなくなったのかもしれませんが、本当に願望が叶う時って、こういう時なので、楽しみと言えば楽しみです^^
これで、本当に願望が実現したら、いよいよ私も願望実現体質になったなと、胸を張って言えるような気がします。
そのキッカケとなったのが、願望を引き寄せるという発想自体がナンセンスなんだよというお二人の話だったので、この本には本当にお世話になっています。
阿部俊郎さん、雲黒齋さんはそれぞれ、ほかにも本を出されていますが、私にとっては、この本がベストです。
とはいっても、人の感じ方はそれぞれなので、色々な本を読んでみて、シックリくるものを選ぶのが一番だと思います。ただ、色々な本を読んできて痛感しているのは、本当に自分に合う本って、そうはないので、『これだ!』という1冊と出会ったら、大切にして何度も読み返すべきです。
面白いことに、そういった本って、何度も読み返したくなるので、読むべきと言う必要などないのですが・・・
今まで、私はスピリチュアル本でも、ほかに数冊、こういった本と巡り会ってきました。タイミングもあるので、今は読んでいないという本もありますが、現状では降参のススメがNo.1ということで、これからも熟読しようと思います。