私が『引き寄せの法則』という言葉を知ったのは2008年。それから約5年が経過しました。この間、イメージングの力を利用して願望を実現しようと取り組み続けてきましたが、今になって痛感することがあります。引き寄せの法則

 

それはイメージの力だけで願望を実現するって大変ということ。行動して努力するほうが何万倍も速いです。

 

※ イメージの力だけで願望が実現出来るという考え自体が『引き寄せの法則』の真意とは違っていたと、今では思っています。こんな考えを持っていたというのは、引き寄せの法則を誤解していた証拠だと捉えています。 ※

 

イメージよりも努力したほうが願望を引き寄せやすい

 

たとえば収入。私は自営業者という立場であるからこそより実感しやすいのですが、努力に応じて収入は変化します。仕事に適当に取り組んでいたり、サボったりしていたら収入は落ちます。

 

逆に、今月は引き寄せの法則という言葉を知ってから、最高額といえる収入を得られそうなのですが、これも努力する度合いを高めたからです。

 

仕事に対する本気度合いと収入が見事に比例しています。『引き寄せの法則』に関心がある人にとっては、ツマラナイ結論かもしれませんが、やっぱり努力と行動です。

 

ちなみに『良いことをイメージすると、良い状況が引き寄せられる』というのは真実だと思うのですが、ここでも努力という言葉を外すことが出来ません。

 

人間、努力していたほうが良いイメージを持ちやすいからです。

 

何もせずに部屋でじーっとしていると、意識はネガティブになりがちです。つい暗いことを考えてしまいます。こんな時、ワクワクすること・楽しくなるようなことを考えろといっても無理です。

 

逆に収入アップ・転職といった、今のような不況化では実現が難しいと思えることでも、自分が達成しようと本気で動いていれば、実現することを素直に信じられるものです。

 

雲黒齋さんの『あの世に聞いた、この世の仕組み』には、雲さんのこんなセリフが出てきます。

 

『努力』は『自分を信じる力』を高めることが出来る。 『欲』を『目標』に変換することで、自分にウソをつかずに夢へ近づくことができるようになる。

 

『●●が欲しい』という欲望は『●●が足りない現実』をつくってしまう。 一方、『●●に近づいている』という自信・確信は『●●が近づく現実』を引き寄せることにつながるんだ。(P.35~36抜粋)

 

よほど精神を鍛錬した人でないと、行動しない状態で願望が実現すると確信することは出来ません。表面上では『大丈夫、実現する』と言っていても、心の奥底では疑いの気持ちでいっぱいなはずです。雲さんの引き寄せの法則について

 

何もせずに夢が叶うと心の底から思い込める人って、そうはいないと思います。

 

でも、努力していることに関して『上達している』、『前に進んだ』と思うことは自然に出来るはずです。これが出来れば、雲さんが言うように願望実現を引き寄せられるし、願望が近づけば近づくほど、さらに実現を確信出来るので、引き寄せるスピードが加速します。

 

引き寄せの法則は努力の効果を加速させるターボ

 

これは私が実感していることなのですが、引き寄せの法則と努力というのは、車のエンジンとターボだと思っています。

 

車に詳しくない人だとわかりにくい喩えかもしれませんが、ターボというのはそれ自体では車を動かすことは出来ません。

 

でもエンジンにターボを付ければ、車を動かす力を数倍に高めることが出来ます。いわばエンジンのサポート役です。

 

努力するだけでも、願望を実現することは可能だと思います。でも、ここに引き寄せの法則のエッセンスを追加すれば、同じ努力をした時に数倍の効果を得ることが出来ます。

 

お気付きかもしれませんが、あくまでも努力が基本です。努力があってこその引き寄せの法則です。

 

願望を実現したかったら、そのための努力をすること。そして、その努力が報われると信じること。これが引き寄せの法則を活用するためのコツだと思います。