私にとってスピリチュアルを学ぶ目的というのは、将来に対する不安・心配を取り除くことでした。心の平穏を得たい、毎日安心して生きていきたい、そのためにはどうすればいいのかということで、辿り着いたのがスピリチュアルとも言えます。スピリチュアル

 

そのため、不安をなくすための方法や考え方を求め続けてきました。その取り組みも早5年。色々なことを試してきましたが、今自分にとって力となっている考え方は3つに絞られています。

 

どの3つも、切り口が違うだけで、結局言っていることは一緒なのですが、表現の違いによって受ける感覚って違ってくるので、見るたびに気付きが得られます。

 

3つのなかで、どれかピンとくる切り口があれば、それを何度も味わって頂ければと思いますし、どれもシックリこないという時には、さっさと忘れて自分に合う別の表現を大切にしてください。

 

安心して生きるためのスピリチュアル的人生論1:
人生はゲームだと捉える

 

色々な人が人生を説明する表現として使っているのが『ゲーム』という言葉です。

 

スピリチュアルとゲーム私は子供の頃は大のゲームおたくで、ファミコンやPCエンジン、プレステ、任天堂BOXなど、あらゆるゲームをやりつくしてきたので、この表現はシックリきました。というか、元々、どこかで『人生ってRPG』に似ているなと思っていました。

 

RPGというのはドラクエに代表される、モンスターを倒して自分をレベルアップしていって、最終的にはボスキャラを倒してハッピーエンドを迎えるというパターンのゲームです。

 

登場するモンスターが徐々に強くなってくるのがポイントなのですが、これって勉強でも仕事でも、努力して少しずつ実力をつけて、さらに大きな課題に挑戦して・・・というプロセスと似ているので、RPGの開発者は人生をモデルにしたんだろうなと本気で思っていました。

 

そのため、ゲームという言葉はハマリました。

 

スピリチュアル的な意味での『人生はゲーム』論でのポイントは、自分と思っている自我は、ゲームのなかのキャラクター。そこに感情移入してしまっていて、ゲームであることを忘れているのが悩みや不安の原因。

 

自分が悩んでいたり、不安に感じていることは、実はゲームのなかの設定で、本当の自分とは関係がないということを思い出せば、幻想から冷めて気持ちが楽になるということです。

 

安心して生きるためのスピリチュアル的人生論2:
自分を映画のスクリーンと捉える

 

人生は映画であり、自分と思っている自我は、映画のなかの主人公。そこに感情移入してしまい、現実と映画の区別がつかなくなっているのが普段の状態。そこに気付けば、一切の悩みや不安を取り除くことが出来る。

 

これも不思議と気持ちが落ちついた表現です。

引き寄せの法則

 

安心して生きるためのスピリチュアル的人生論3:
世の中は幻想だと考える

 

1と2をひっくるめた言い方でもあるのですが、そもそも人生と思っているものは幻想。本来、存在しないものをあるように勘違いして、右往左往しているのが自我。そこから覚めることが大切という表現です。

 

現時点では不安や心配がなくなることはないです(;^_^

 

私はこういった考えを毎日思い出し、感じるようにしていますが、それで不安や心配がなくなったかというと、未だに存在します。正直、不安や心配を感じない日のほうが少ないです。

 

ただ、少しずつではありますが、平穏な時間が増えてきていますし、不安が出てきた時も、嫌な気持ちを味わいつつも、心のどこかで『これは幻想』と思えるようになり、以前ほど深刻にはならなくなってきました。

 

今は、こちらのページでも書いてあるように、不安をなくすというよりも、受け入れて共存するという考えになってきましたが、だんだん自分に対する不安の影響力が低くなってきました。

 

なんだかんだいって、精神的に楽になってきていますし、しかも時間が経てば経つほど、その傾向は強くなっています。

 

スピリチュアル的には『時間は幻想』とも言いますが、それはともかく今の感覚としては、時間をかけてジックリ取り組んでいけば、徐々に良くなっていくよと確信出来ます。

 

現時点での私の考え方なのですが、スピリチュアル的な姿勢というのも、時間をかけてジックリ磨いていくものという気がします。