引き寄せの法則を実践するときに、知っておけば気持ちが楽になるかなと思うことをまとめてみます。
ちなみに、鋭い方はお気付きかもしれませんが、気持ちが楽になるというのはリラックスするということですが、この心理状態って、幸福な状態を引き寄せる時の絶対条件です。
焦ってたり、不安を覚えていたりと心が乱れた状態では、そういった不幸な未来を引き寄せてしまうので、心を整えることは極めて重要です。
願望が実現するまで時間がかかる
普通、願望が実現するまでには時間がかかります。もちろん、これは個人差もありますし、慣れの問題もあります。
コツを身につけた人は、大きな願望でもサクサクとスムーズに実現させてしまうものですが、最初から、こんなことが出来る人は、まずいません。
『1年や2年はかかっても普通』ぐらいに構えていたほうがいいです。ここはパラドックスですが、そんなふうにゆったりと構えていると、思いの外、早く実現するものです。
かと言って、それを意識し過ぎて、無理にリラックスしようとしたり、『リラックスしているから速く実現出来るかも』と、気を急かしているとダメなので、難しいところですが・・・
でも、こういったことを含めて、気長に待っていれば、いつかは実現するのが願望です。
ちなみに、そう思える心理状態=待てる心境にあることこそが、願望が実現する予兆と言えます。
『半年待ってくれたら、月収を50万円アップしてあげる。』
こんなふうに言われて待てないという人はいるでしょうか?
待ちきれないよ!とワクワクする人はいたとしても、こんなの無理と焦ったりイライラしたりする人はいないと思います。まして、『本当に月収があがるだろうか?』と不安に感じることなど無いはずです。
つまり、待てるというのは、願望実現を確信している証拠です。そして、逆も真なりで、焦らずに待つという心境でいれば、それが願望実現という状態を作り出すことにもなります。
大きなことでも時間さえかければ実現出来る
面白いことに、待つことさえ出来れば、大きな願望でも実現出来てしまいます。
たいした努力をする必要はありません。何度も繰り返しになりますが、気長に待つというリラックスした心理状態になれるかどうかがポイントです。
私の場合、わざと少し大きな願望を持つようにしています。そうすると、『実現するまで時間がかかっても、仕方がないよね』と自然に思えるようになるので、待つことが苦でなくなります。『これだけの願望を叶えてくれるのだから、ちょっとぐらい待つよ』といった心境です。
ただ、これは私自身、今まで引き寄せの法則を実践してきて、願望が実現することに対する確信度が高いからこそ思えることかもしれません。
人によっては、大きな願望を持つと、逆に『こんなの無理だよ』と思ってしまうかもしれませんが、そうなると逆効果です。そういった人は『これぐらいのことなら実現するかも』と思えるような小さな願望を持つことから始めてください。
そうやって、少しずつ実現力を磨いていきましょう。そうすれば、大きな願望も実現出来るようになります。
行動はたいしたことでなくても良い
願望を実現するには、行動することが必須です。
(詳しくはこちらのページを見てください。)
行動せずに願望を叶えるのは至難の業です。と言うか、私の場合、これまで行動抜きにして願望が実現した経験はありません。もしかしたら、可能なのかもしれませんが、個人的な実感としては行動したほうが遙かに速いです。
それで、ここがポイントなのですが、行動といっても、たいしたことをする必要はありません。自分自身が出来る範囲内の小さなことで十分です。
行動というのは、動きをつけるためのものです。ここでいう動きとは『運の流れ』とか『波動』といった目に見えない流れですが、全く動かない状態では、流れは起きません。
そのため、行動をしないままだと願望も実現しないままですが、少しでもいいので動きをつけると、だんだん実現化のほうへ動いていきます。
リラックスしながら目の前のことに取り組むのが『引き寄せの法則』の基本
以上となりますが、これらのポイントを合わせると、毎日、リラックスした状態で過ごしながら、目の前のことに地道に取り組んでいくという結論になります。
願望実現は、これだけとも言えます。
大変だなとか、気が重くなるぐらい負荷がかかることを実行する必要はありません。『これぐらいだった簡単、楽勝♪』と鼻歌でも交えながら出来ることから始めてください。
そうやって加速がついてくれば、自分自身の行動も見違えてきますし、それまで実行するのが困難だったことも、簡単にできるようになってきます。こうなると、願望実現の方向に向かっていると思って間違いありません。
あとは進むだけなので、気楽に続けていきましょう!