このところ、お金をテーマにした記事を書いていないなと思い、今日はたっぷりお金モードの話をします。

 

ちょうど、私が今月から数年ぶりに実行したテクニックがあり、それで思い出したということでもあるのですが、お金を引き寄せる体質になるためには、なかなか強力なやりかたです。

 

お金を引き寄せるテクニック

 

ただし、最初にお断りしておきますが、人によってはなかなか厳しいやりかたかもしれないので、そこは覚悟しておいてください。でも、キツイなと思う人ほど効果絶大なので、なんとか頑張ってください!

 

お金を貯めるための基本中の基本

 

そのテクニックというのは、私が勝手に『お金のレコーディングダイエット』と呼んでいるものです。

 

数年前、自分が食べたものを毎日記録するというダイエット法がはやりましたが、そのお金版です。

 

何をするかというと、とても簡単、家計簿をつけることです。

 

『家計簿???』と思われる方もいるかもしれませんが、これは本当に強力です。ただし、単純に書くだけではダメです。1ヶ月間に使う金額を決めたら、それをリミットとして絶対に超えないようにします。今現在使用している金額と残高を明確に分かるようにしておくと、分かりやすくていいです。

 

たとえば、こんな感じです。

 

家計簿

 

これは、私が昔、実際につけていた家計簿です。(今のものだと、さすがに生々しすぎるので、昔のものをおみせします^^)

 

こんなふうに1日単位で使った金額を記録していきます。ちょっと補足すると、私は昔から現金とクレジットカードを併用しているので、自分で管理しやすいようにメモしています。

 

また、内訳も書いていますが、これは自分のお金の使い方を見直す時の参考情報としてメモしています。『最近、飲み代が多いから、減らすように意識しよう』といった感じですね。

 

こんなふうに自分が設定した予算内におさまるようにお金の使い方を工夫します。というより、こうやって毎日記録していけば、嫌でも気にするようになるので、自然に予算内に収まる行動を取るようになります。

 

たとえば、上記の数字だと、すでに10日間で1ヶ月の予算の半分を使っています。すると、『このままではヤバイ』ということが分かるので、お金を使わないようにしようという意識が働きます。

 

最初に書き忘れましたが、この予算というのは、自分の収入に見合った金額で、この数字でおさまれば、お金が余るという額にするのが鉄則です。

 

そうやって、毎月必ず、自分の手持ちのお金が増えるようにするというのがコツです。ビジネス的にいえば、キャッシュフローを常に黒字にするということです。

 

黒字というのが、このテクニックのキモです。

 

お金はお金に引き寄せられる

 

お金には面白い性質があります。それはお金に引き寄せられるというものです。だから、お金持ちはますますお金持ちになりますし、お金が持っていない人(あえて貧乏という言い方をさせて頂きます)は、ますます貧乏になります。

 

だからこそ、お金を引き寄せたかったら、継続してお金が増える環境を整えることです。

 

これは少額でも構いません。『収入が少ないので、毎月貯金出来るのは3000円が精一杯』という人は、それでOKです。最初は3000円でもだんだん増えていって、時間が経つとともに、より高額なお金を引き寄せられるようになります。

 

そして、これがスピ的な話になるのですが、お金を引き寄せる体質になるに連れて、収入が増えるチャンスも整ってきます。

 

臨時収入があったり、より多くの給料をもらえる仕事に転職出来たり、昇給したりといったことがおきます。事業経営者であれば、なぜか業績が上がったり、新しいビジネスアイデアが浮かんだりします。

 

理屈で考えたら、収入を増やすのと支出を減らすのはイコールではないのですが、これが連動するのが面白いところです。理屈では説明出来ない何かがあります。

 

一言でいえば、ツキが回ってくるとも表現出来るのですが、こんなふうにオイシクなってきます。

 

だから、お金を引き寄せたかったら、貯金が出来る状況を作ることが重要です。

 

お金が減る状況も続きやすい

 

それで、これは逆も真なりで、どれだけ収入があっても、一度お金が減り出す状況に陥ると、今度はそれが続くようになります。

 

なぜか、支出が増える出来事が次から次へと発生して、お金が減るのが当たり前になってしまいます。

 

引き寄せの法則

 

実も言うと、最初に『私が今月から数年ぶりに使い始めた』と書いたのも、お金が貯まらない状態が常態化しつつあることを感じるようになったからです。

 

この数ヶ月、私はお金が残らない状態が続いています。いつもであれば、『今月はこれぐらい貯まるだろう。』と状況なのに、なぜかイレギュラーの支出が発生して、月末にはトントンになっています。

 

ちなみに、イレギュラーと書きましたが、それが数ヶ月も続いたらイレギュラー自体が習慣化した証拠なので危険です。支出の要因が毎月違っていたとしても、お金が減るという傾向が一定化したということには違いがありません。

 

一度、こういった状況に陥ると、意識的に流れを変えることをしないと、ずるずるといってしまうので、今回、数年ぶりに復活させました。

 

これまで、記録していなかったので何とも言えないのですが、正直なところ、ここ数年は脇が甘かったかなと思います。自分の好きなように使っても、なぜか貯金が増える時期が続いたので、いい気になっていたのですが、そのおかげで良い流れが悪化してしまった気がします。

 

ここは反省ですね。

 

感覚的には、こういった状態から反転して、また貯金が増えるようになるには、数ヶ月はかかると思いますので、気合い入れていきます。

 

どんな状態でも、必ずお金が増える状態を作れるのが理想

 

こうやって、まずは少額でもいいから、毎月お金が貯まる状態を作ります。

 

そして、それが当たり前になったら、だんだん貯金額を増やしていきます。出来れば、税引き前収入(手取りではなく)の20%は貯金したいものです。

 

これぐらいのことが出来るようになる頃には、お金の使い方には相当、精通しているはずです。ムダ遣いや衝動買いもなくなっているはずです。本当に考えに考えて、お金を使っているはずです。

 

これって、お金を大切に扱っているということですが、イコール愛情を注いでいるということなので、お金に好かれてますます引き寄せられるようになるというわけです。

 

お金を引き寄せるには、お金を心から大切にする姿勢を身につけることが欠かせませんが、家計簿をつけるというのは、そのための最良の方法です。

 

記録するという行動を継続することで、自然に大切にする意識が身につきます。これは本当に効果的方法なので、ぜひ試してみてください。

 

補足:無理に収入を増やそうとしないこと

 

収入から支出を引いた差額がプラスになれば、お金が増えたということになるので、お金を増やすには収入を増やす、支出を減らす、このいずれかの手段を取ればいいわけです。

 

ですから、理屈で考えれば、わざわざ支出を減らさなくても収入を増やせばお金を増やすことが出来るという話も成り立ちます。

 

ただ、私自身の経験上、収入を増やすことと支出を減らすことでは、お金を貯める手段としては後者のほうが遙かにハードルが低いです。

 

今の自分の収入を増やそうとするよりも、支出を減らして、今の収入の範囲内でも、お金が貯まるようにするほうが簡単です。

 

そうやって、お金を引き寄せる体質になれば、見えない力のサポートが強くなるので、その力を利用して、収入を増やすようにしたほうがスムーズにいきます。

 

スポーツや勝負事にたとえると、まずは守りを固めてから攻めに転じるといった感じでしょうか。

 

毎月、赤字で貯金が減っているという状態から一発逆転を狙う!といった発想は止めたほうがいいです。大やけどをする典型例です。

 

ネットビジネスに取り組む人には、こういったタイプも多く、借金まみれで消えていった人を何人も見てきました。これはまずうまくいかないです。理屈でいえば、こんな状態だと冷静に物事を判断出来なくなるというのが失敗の最大要因ですね。

 

赤字の人は、まず少しでもいいから黒字、それもダメならとりあえずプラスマイナスゼロにする。こんなふうに少しずつ改善していったほうが確実です。

 

なぜ?と言われると説明出来ないのですが、お金を引き寄せる方法論として、とても有効な手段ということは断言します。