地震のスピリチュアル的な意味

 

私達の身の回りに起こる様々な現象には、スピリチュアルの世界からのメッセージが込められていることが多いのですが、このメッセージというのは、より正確に表現すれば、神様が解決を望んでいるもの、『注意勧告』のことを指します。

 

我々は、そのことに気付き、悟りを開かねばなりません。悟りという言葉を聞くと、何か、おおごとのように感じて、構えてしまうかもしれませんが、決して、そんなことはなく、単純に気付くことと捉えてください。

 

ちなみに、悟りの本来の意味というのは、『神様との差を取る』ということです。神様は知っているけど、自分は知らないことがある=認識に差があるということですね。この差を無くすことが悟りなので、自分が気付いていないことを明らかにしましょうということです。

 

ちょっと、前置きが長くなりましたが、では、『地震』という現象には、どんなメッセージが込められているのでしょうか。このページでは、地震という自然現象が持つ、スピリチュアル的な意味合いについて、考察していきます。

 

ちなみに、近年では日本のみならず、世界各国で地震が発生しています。マグニチュード7以上の地震で、有名なものを絞ったとしても、下記のように、たくさんあります。

 

日本の地震

  • 1923年 関東大震災
  • 1946年 南海地震
  • 1993年 北海道南西沖地震
  • 1995年 兵庫県南部地震
  • 2004年 新潟中越地震
  • 2008年 岩手・宮城内陸地震
  • 2011年 東日本大震災
  • 2016年 熊本地震

 

世界の地震

  • 1989年 アメリカ合衆国 ロマブリータ地震
  • 1990年 フィリピン地震
  • 1999年 台湾 集集地震
  • 2003年 イラン南東部バム地震
  • 2004年 インドネシア スマトラ沖地震
  • 2008年 四川大地震
  • 2010年 チリ中部沿岸地震
  • 2017年 メキシコ地震

 

マグニチュード7というのは、かなりの大きさですから、それ以下の小さな地震を合わせれば、その数は、相当なものになりますが、ここで、重要な事実が一つあります。

 

勘の鋭い人だと、既に気付いたかもかもしれませんが、大きな地震が発生する頻度というのは、日本はほかの国と比べても、かなり多くなります。これは偶然ではなく、スピリチュアル的に重要な意味が込められています。

 

日本は世界の雛形

スピリチュアルの世界では、日本という国は、『世界の雛形』と言われています。これは我々日本人が考え出したものではなく、外国人でしかもスピリチュアルに精通している人たちの考え方です。特に、バチカン、チベット、ヒンズーの人達にとっては、馴染み深い考え方となります。

 

日本では、神道の流派の人達に伝わる考え方でもありますが、では、どのような雛形なのかというと・・・

  • 北海道は北アメリカ大陸
  • 本州はユーラシア大陸
  • 四国はオーストラリア大陸
  • 九州はアフリカ大陸
  • 台湾が南アメリカ大陸

 

 

台湾だけは便宜的に、日本として解釈されていますが、台湾と日本の本島4つを含めた五島が五大陸に相当するというのが、スピリチュアル的な解釈となり、日本列島と台湾のどこかに、地震などの自然災害が生じて、被害が発生した時には、そこに該当する地域に、なんらかの異常が現れると言われています。

 

ちなみに、これは、北海道に地震が発生した場合、北アメリカ大陸にも地震が起こるという意味ではなく、人種間の争い、病気、自然災害など、人間にとって災いとなることを広く指しています。

 

ですから、北海道に地震が起きたら、近い将来、北アメリカ大陸において、何らかの問題・トラブルが起きるというメッセージが届いていると考えてください。スピリチュアルの世界からの大きなお知らせと言ったところでしょうか。

 

日本人にとってはどのような意味があるのか?

日本列島に地震が起こるということは、世界の国々への『注意勧告』という意味で捉えるということが、お分かり頂けたと思います。では、当の日本人に対しては、地震を通じて、神様は何を伝えたいのでしょうか。

 

八百万の神という考え方があるように、日本という国は、昔から山の神、海の神、水の神など、あらゆるものに神が宿ると信じてきましたが、こうした考えは、外国では珍しく、物質は物質、神様は神様というふうに分けられているところがほとんどです。

 

八百万の神という考え方は、スピリチュアル的には、次元の高い考え方なのですが、日本は霊的なものを中心に据える民族なので、こういった捉え方が当たり前になっています。

 

一方、アメリカやヨーロッパなど、西洋の国々は、物質的なものが中心となる世界なのですが、実は、物質的な面を発達させるためには、スピリチュアル的な意識についても、進化させる必要があり、神様は、日本にその役割を分担させています。

 

日本における地震や自然災害は、この世界の霊的な清掃といえます。スピリチュアル的な世界が綺麗になることで、世界が安定していきます。神様はこの浄化作用を我々日本人の役目とさせたのです。

 

被災した時には、『なぜ』と感じてしまうかもしれませんが、これは日本人としての自分の使命なんだと捉えて、受容することが大切です。