バッタのスピリチュアル的な意味

 

私達人間は、神様(大いなる存在など、違う言葉に置き換えても構いません)から、常にも見守られている存在ですが、神様は、必要に応じて、私達にメッセージを送ってくれます。

 

ただし、残念ながら、人間は神様と直接的に、言葉を交わすことは出来ないので、病気、自然現象、動物など、世の中にある存在物・現象を通じて、メッセージを受け取ることになります。

 

いわば、世の中のものは、全て、メッセージを伝える媒体とも言えるのですが、このページのテーマである、バッタも、その一つです。このページでは、『バッタ』に関するスピリチュアルメッセージを読み説いていきますので、参考にしてください。

 

日本人と昆虫

その前に一つ、前置きとなる話をさせて頂きたいのですが、昆虫というのは、我々日本人にとっては、昔から、関係性が深い存在であり、その証拠の一つとして、『虫』という漢字を使って、様々な慣用句を作りだしてきました。

 

  • 虫の居所が悪い
  • 虫の知らせ
  • 虫のいい○○
  • 虫ずが走る
  • 腹の虫がおさまらない
  • 虫もころさない

 

といったようなものですね。

 

これらは全て、悪い意味で使われていますが、スピリチュアル的には誤りであり、昆虫ごとに、保有するメッセージ性は、異なります。

 

たとえば、昆虫には波動(エネルギー)が高いものもあれば、低いものもあり、波動が高い昆虫は、人々から好かれますが、低い昆虫は嫌われ、すぐに殺されてしまいます。後者の代表的な虫が、ゴキブリですね。

 

バッタというのは、波動が高い昆虫であり、すぐに殺されるような虫ではありません。そして、波動が高い虫というのは、自らが触媒となり、神様のメッセージを伝えようとしています。

 

つまり、バッタが持つスピリチュアルメッセージというのは、かなり強いということです。もし、あなたが頻繁にバッタを見かけるようなことがあれば、それは、スピリチュアルの世界から、かなり強力なメッセージが寄せられていると考えてください。

 

精霊飛蝗

一言でバッタと表現しますが、実は、数十もの種類に分かれています。私達に馴染みがあるバッタと言えば、『ショウリョウバッタ』が有名ですが、このバッタは、漢字では『精霊飛蝗』と書きます。

 

8月の旧盆によくあらわれることから、名付けられたと言われていますが、このバッタを見ると、昔の人は、先祖のことを思い出していたようです。(この感覚は、現代の私達のなかでも、残っていると思います。)

 

これは、神様がショウリョウバッタに与えた、スピリチュアルメッセージの一つです。私たちは、こういった季節ごとに変わる昆虫や食べ物によって、先祖を思い出し、供養するといった風習が身についています。

 

バッタが持つスピリチュアルメッセージは、出会いと名誉

そのほかにも、バッタには『出会い』と『名誉』を表すスピリチュアルメッセージが込められています。もし、あなたが普段見慣れないバッタを頻繁に見るようになったり、夢で見たりするようなことがあれば、それは、大事な人、もしくは有名人が、あなたを訪ねてくるということを示しています。

 

その人は、過去にお世話になった人かもしれませんし、ご無沙汰していた親友かもしれません。また、これからのあなたにとって、重要な存在になる人という可能性もあります。正確なところは、分かりませんが、いずれにしても、そういった人に近々、会えますよというお知らせです。

 

『名誉』については、あなたの行動を通して、人々から賞賛を受ける日が来ますよというお知らせです。長年取り組んできた活動が評価されるといったことや、突然、人助けをする機会に遭遇するといったようなことですね。

 

もし、あなたが長年に渡って、努力を続けていることがあるとしたら、間もなく実を結び、大成功をおさめる可能性が高いので、このまま、その努力を継続していってください。

 

また、自分が人のお役に立てる事態に遭遇した時には、躊躇せずに、手を差し伸べるようにしてください。そうすることで、必ず助かる人が出てくるはずです。(その結果として、多くの人から、賞賛を受けるかもしれません。)

 

※補足
ここで、注意点なのですが、人のお役に立てる機会というのが、もしかしたら、自分の身に危険が迫ることである可能性もあります。例えば、火事を見つけたということですね。

 

仮に、家の中から、助けを求めている人がいるとして、『よし、人助けをする機会だ!』と考えて、火事のなかに飛び込むというのは、止めてください。素人が、こういった行動を起こすのは危険ですし、自分が巻き込まれて、かえって、事態を悪化させる可能性があります。

 

こういったケースであれば、すぐに警察や消防に連絡を取って、後は助けが来るのを待つというのが、賢明な行為です。

 

もちろん、出来る限りのことはすべきですし、助けられそうであれば、そうするのが正しい行動ですが、くれぐれも慎重に判断してください。

 

英雄的な行為というのは、現実の世界では、必ずしも、正しい答えになるとは限らないので、この点については、よくよく注意してください。

 

友人の体験談

私の友人には、長く治療している病気がありました。その病気が原因で、外での活動は、あまり出来ず、自宅療法といった感じで、毎日、家の中で過ごしていました。

 

具体的な病名については、ここでは触れませんが、今から思えば、この病気も、神様からの友人に対するお知らせでした。

 

私は、治療を続けつつ、その病気が持つスピリチュアル的な意味を正確に理解して、対処していけば、必ず治るということを、友人に言い続けて、励ましていたのですが、そんな療養中のある日、部屋の中に、バッタが入ってきたそうです。

 

この時、友人は、直観で『何かが変わる』と感じたそうですが、この日を境に、本当に病気の症状が良くなり、外にも出られるようになりました。そして、その後も、順調に回復して、無事、社会復帰を果たしました。

 

今は、仕事も順調で、幸せな日々を送っていますが、私は、この話を聞いて、友人が、その病気を介したスピリチュアルメッセージに、的確に答えたことが、完治につながった。そして、そのことをバッタを通して、伝えられたんだなと感じました。

 

偶然と言われれば、それまでなのですが、友人がバッタを見た時期というのは、初冬であり、まずバッタが出てくる季節ではないので、これは、やはりスピリチュアルメッセージだったのではと思います。