バセドウ病のスピリチュアル的な意味

 

※このページを読まれる方へ
このページでは、バセドウ病という病気を、スピリチュアル的な視点から見た時に、何を表現しているのか、その意味合いについて、まとめてあります。その内容については、嘘偽りなく、真摯にまとめていますが、一つの解釈に過ぎないという側面もあります。

 

自分の内面を変えることで、病気が改善することもありますが、同時に、科学的に効果的と認められている治療を受けることも重要です。病気をスピリチュアル的な視点だけで、解決しようとするのは、危険なので注意してください。

 

スピリチュアル的なことも意識しつつ、医学も活用するというのが、病気を直すうえでは、必要不可欠というのが、このサイトのスタンスなので、最初に、改めて強調させて頂きます。

 

我々の身に起こる病気というのは、科学的(医学的)に言えば、体の不調・異変であり、もちろん、それも正しい理解なのですが、スピリチュアル的に言えば、『神様からのお知らせ』というふうに、捉えることも出来ます。

 

『あなたには、こういった問題がありますよ』、『この問題に対処すべきタイミングですよ』ということを、神様が伝えようとして、でも、直接、言葉で表現することは出来ないので、病気という現象を使って、知らせてきているということです。

 

神様が伝えたいメッセージの内容によって、体に出る症状も変わってくるので、それぞれの症状(病気)ごとに、その症状が持つスピリチュアル的な意味合いについて、考えていく必要がありますが、では、『バセドウ病』という病気に関しては、どうなのでしょうか。

 

このページでは、『バセドウ病』という病気を、スピリチュアル的に解釈していきたいと思います。

 

バセドウ病は甲状腺ホルモンに関係する病気

バセドウ病とは、甲状腺ホルモンが、過剰に作られる病気ですが、では、甲状腺ホルモンというのは、人体に対して、どんな役割を持っているのでしょうか?

 

甲状腺ホルモンには、細胞の新陳代謝を活発にする、交感神経を刺激するといった働きがあります。また、胎児の成長や発達を促進する働きがあるとも言われています。

 

一言で言えば、体の働きを活発にする『動的な役割』を担っているということになりますが、この甲状腺ホルモンが過剰に作られるようになると、脈が速くなる、体温が上昇して、汗をかくなど、体の動きが活発になりすぎてしまいます。

 

その結果として、動悸、息切れ、体重減少、手の振るえ、倦怠感、暑さに耐えられないといった症状が出てくるようになります。

 

甲状腺の異状が見られる人の特徴

私は、長年に渡って、スピリチュアルのことについて勉強していますし、ヒーラー・カウンセラーと呼ばれる、この世界のプロの人達からも学ばせて頂いていますが、その経験から言えば、甲状腺の異状が見られる人の特徴としては、次のようなものがあります。

 

  • 好きな仕事ではないが、負けたくないので頑張っている
  • 他人から全く評価されないことに不満を抱いている
  • 生活のために我慢して仕事を続けている
  • 経済面が思わしくなく、生活が苦しい
  • 家庭内不和がある
  • 他人のしわ寄せを受けている

 

こうやって見ると、おおよその傾向がイメージ出来ると思いますが、自分の中に、不満、屈辱感を抱いている傾向にあります。そして、その不満・屈辱感の内容として、特に多いのが、『他人から認めてもらえていない』ということです。

 

そして、こういった人々は、『他人から認められない自分はダメ』と、自分で自分を否定してしまっています。自らマイナスのエネルギーを増幅させていって、どんどん悪くなっている状態と言えます。(このままだと、自滅の道を進んでしまうことになります。)

 

『バセドウ病』に悩む人には、普段から、努力家で、何事も真面目に取り組むタイプが多いのですが、その根底には、他人から賞賛されたいという気持ちがあります。

 

それは、心のエネルギーとしては、純粋なものではなく、負のエネルギーに近いので、少しでも、うまくいかないと、心が霞んで、すぐに負のエネルギーで充満してしまいます。そして、それが体の異常となって現れるのが、『バセドウ病』という症状です。

 

ちなみに、日本の場合、『バセドウ病』というのは、圧倒的に女性が罹る率が高く、女性特有の病気と思われていますが、これは、スピリチュアル的に解釈すると、これまで、日本は男尊女卑の社会で、精神的に女性が虐げられてきたという現実が、形になっていると捉えることが出来ます。

 

これは、一つの反省点として、これからの社会を変えていくキッカケにしていかなければ、いけないでしょう。

 

解決方法

では、『バセドウ病』に悩んでいる人が、その症状を解決するには、どうすればいいのでしょうか。スピリチュアル的な解決方法としては、『他人から認められたい』という気持ちを持っていることを、最初に自分で認めることです。そして、『自分で自分を認めて』あげてください。

 

そうすることで、実は、認められたいという気持ちは、自分自身で満たすことが出来るということが、実感出来ます。

 

同時に、これまでの『認められない』という苦しみは、自分で自分を苦しめているだけだということにも気付きます。

 

『自分で自分を認めれば、それで大丈夫!』、『自分で自分を認めれば、他人は関係ないんだ!』そんな言葉を語りかけてください。そうすることで、自分の心が癒されていきます。

 

そういったことを繰り返すうちに、本当の自分自身が見えてきますし、それに連れて、心から気持ちが楽になっていくことを感じるでしょう。

 

バセドウ病に悩んでいた人の実例

私が、過去セッションを受けていたセラピストAさんから聞いた話なのですが、その方のクライアントさんで、バセドウ病で悩んでいる人がいました。彼女は典型的な頑張り屋さんで、仕事に対して、必死に努力していました。

 

でも、彼女の会社は典型的な男性主体の会社で、どんなに成果を出しても出世どころか、給与のアップすらありませんでした。もちろん、彼女はその状況に満足していませんでしたが、でも、ほかの会社に移るといったことはせず、不満を抱きながら、働き続けていました。

 

そこで、Aさんが、『なぜ、辞めないの?』と尋ねたら、そこで返ってきた返事は、『ここしか知らないから』というものだったそうです。

 

転職などをすれば、また違った環境を見ることが出来るはずなのですが、彼女には、そういった発想が全くなく、同じ環境のなかで、ひたすら努力を続けていたのです。

 

そんなある日、彼女は別の課に移動になりましたが、そこは今までとは全く環境が異なり、女性も活躍出来るような職場でした。そして、彼女は、その職場の中心的な存在となり、彼女を軸として、物事が進むようになりました。

 

逆に、元の部署は、彼女の抜けた穴が埋まらず、相当大変な状況になったそうですが、彼女は順風満帆で、その異動をキッカケに、バセドウ病の症状が、少しずつ治まっていきました。

 

これは、彼女の中の『満たされない』という気持ちが、なくなったことが原因というのが、Aさんの理解だったのですが、その話を聞いた私も、全く同意見でした。