オレンジ色のスピリチュアルメッセージ

 

色には、それぞれスピリチュアル的な意味合いが隠されており、その意味を紐解くことで、自分に対する理解を深めることにつながったり、よい良い人生を送るためのヒントを得たりすることが出来ます。

 

色に注目するというのは、とても良いことです。このページでは、『オレンジ』という色に焦点を当てていきますので、参考にしてください。

 

オレンジの意味

オレンジという色は元々、赤と黄色を混ぜることで出来る色ですが、この赤・黄色というのは、それぞれ、特有の意味を持っています。

 

具体的には、赤は『積極的な行動力』、黄色は『賢さ、知的』を、それぞれ表していますが、オレンジは、この二つの色を重ね合わせた意味を持つとされています。

 

つまり、『積極的な行動によって得た知識(智恵)、もしくは、これから得られる知識(智恵)』といった意味合いになります。知識・智恵というのは、かなりざっくりとした言い方なので、大雑把ではありますが、いずれにしても、肯定的な意味と考えてください。

 

オレンジは、前向きなプラスのエネルギーを持つ色です。オレンジが好き、なぜか、オレンジという色が無性に気になる、オレンジ色のものが、頻繁に目に入るなど、この色と接点が多い時には、これから、何か新しい知識が得られる、もしくは既に何か得ているというふうに解釈してください。

 

(そして、その知識・知恵というのは、今後のあなたの人生にとって、重要な意味を持つものである可能性が高いので、少し注意しておくといいです。)

 

オレンジが好きな人の性質

もう一つ、オレンジから連想されるものがあります。それは『炎』ですが、これは人間に当てはめると、『情熱に溢れている状態』を指します。ですから、オレンジが好きな人は、情熱的な人であるというのが、スピリチュアル的な解釈です。

 

そして、この炎というのは、寒い時には、周囲の人々を暖める、有り難い存在として重宝され、人が寄ってきますが、暑い夏の日には、避けられる存在です。

 

これを人間に当てはめると、寒いというのは、苦しい、ツライなど、困難な状況を表現するものと言えるので、オレンジが好きな人というのは、何か困難を抱えている人から、頼られやすい人間ということになります。

 

また、暑いというのは、熱中、熱気といったものを意味するので、オレンジが好きな人というのは、自分が何かに熱中している時には、あまりにも熱すぎて、周囲から煙たがれ、人が避けていくといった状況になりがちといった解釈が出来ます。

 

オレンジを選ぶ人

上記の例でも分かるように、オレンジを選ぶ人は行動力があり、暖を取るために人が集まるようにどんどん人が集まってきます。そういった意味では、カリスマ性がある人と言えますが、その裏返しで、あまりにも情熱が強いため、人々が逃げていくこともあります。

 

分かりやすい例として、私の友人の話をします。彼は、背が高くスマートで、見た目は文字通りのイケメンといった感じで、周りからの好感度も高く、自然に人を惹きつけるようなタイプでした。

 

とにかくオレンジが大好きで、洋服や部屋、車など、ありとあらゆるものを、オレンジだらけに装飾しているような人間でもあったのですが、彼は、歌が上手く、ルックスもいいことから歌手を目指していました。自分でも積極的に音楽スクールに通うなど、音楽への情熱は素晴らしいものでした。

 

しかし、ただ一つ難点がありました。あまりにもこだわりが強くて、先生やほかの音楽家のアドバイスを、聞こうとしないのです。せっかくレッスンに通っても、自分の意見を言うだけで、まともに練習をしようとはしません。

 

そのうち、今まで集まってきた友人たちも、愛想を尽かして、どんどん離れていきました。私は、スピリチュアルの視点から、彼の性質が分かっていましたので、やんわりと説明したのですが、やはり聞く耳をもたないといった感じです。

 

ついには、私も諦めてしまい、彼には何も言わないようになってしまいましたが、現時点において、彼は、自分の夢を実現させてはいません。(正直なところ、あまり、物事がうまくはいっていないようです。)

 

オレンジの色を好む性質、『情熱』、『行動』が備わっている素晴らしい素地を持っているのに、この性質が仇となった典型的な例です。おそらく、こうした例はあなたの周りにもいるはずです。

 

色というのは、様々な性質を表現します。それは良い意味もあれば、悪い意味も含まれますが、いずれにしても、そこに込められたメッセージというのは、あなたがより良い人生を送るために、スピリチュアルの世界から、贈られてきているものです。

 

その意味をしっかりと理解したうえで、自分に活かすようにするのが重要です。