しゃっくりのスピリチュアル的な意味合い

私達の身の周りでは、様々な現象が起こります。そのなかには、自分の意思とは全く関係のないことも含まれますが、そういった現象には、スピリチュアル的なメッセージが込められていることがあります。

このサイトでは、そういったメッセージの内容をお伝えしていますが、このページでは、『しゃっくり』という現象にまつわる、スピリチュアル的な意味合いを、探っていきます。

しゃっくりというと、あまりたいしたことがないように思われるかもしれませんが、実は重要なメッセージが込められているので、スルーしないようにしてください。

しゃっくりはメッセージ性が強い現象

しゃっくりには、身体的な意味合いが隠されています。しゃっくりの経験は、誰にでもあると思いますが、突然起こり、自分の意思では、なかなか止めることができません。

こういった突発的に発生する現象というのは、スピリチュアル的に見ると、メッセージ性が強く、いち早く対処しなければなりません。もし、しゃっくりが長期的に続くようでしたら、なおさらです。しゃっくりが続く時間と、メッセージの強さは、比例すると考えてください。

そして、そのしゃっくりが伝えようしているメッセージですが、それは、『少し休みなさい』、『立ち止まりなさい』というものです。

これは状況によって、捉え方が微妙に異なります。たとえば、買い物をしている最中や、ネットサーフィンに夢中になっているなど、何かに取り組んでいる時に、しゃっくりが出たとしたら、それは、『今それをするべき時ですか？』、『やりすぎではないですか？』というメッセージです。

要は、そのことに意識を囚われすぎているので、間を置いたほうがいいのではということですね。また、没頭しすぎていて、体に疲労が溜まっている時には、休んだほうがいいということで、ストップをかけられている状態と捉えることも出来ます。

一旦、しゃっくりが始まると、動作が止まり、そのことに、集中出来なくなりますが、それが、この現象の狙いです。今、あなたが取り組むべきことではないため、視点を変えようとしているのです。

恐らく、しゃっくりが出たら、息を止めたり、水を飲んだりというふうに、止めるために違うことをするはずですが、その止めようとする行為が、冷静さを取り戻し、今ある事柄から距離を置くことを、可能とします。

ここで、気持ちを切り替えて、止めることが出来たら、しゃっくりは治まるはずですが、そのまま、元の行為を続けると、しゃっくりは、なかなかおさまらず、酷いケースだと、数日間、続くようなことも起こるので、注意してください。

ちなみに、どんなにしゃっくりが酷い状態でも、寝ている時には、しゃっくりは起きません。これは、全ての動作を止めているので、身体のバランスが取れているためなのです。

私の友人に、典型的なキャリアウーマンがいます。仕事が本当に好きという人で、会社でも仕事、帰宅してからも仕事。端から見ると、ワーカホリックなのではというぐらい、仕事に没頭している人でした。

でも、そんな彼女に、ある時から、しゃっくりが頻繁に起こるようになりました。だんだん、症状がひどくなるとともに、長く続くようになり、どんな方法を試しても、ある一定期間は、止まらない状態でした。

その時、私は、しゃっくりのスピリチュアル的な意味を彼女に伝えて、しばらく仕事を休んではと、アドバイスしました。

彼女自身、スピリチュアル的なものに対する意識が高かったので、アドバイス自体には納得したのですが、現実として、会社を休むことは出来なかったので、同僚に、仕事の一部をカバーしてもらい、定時で帰宅出来るように調整しました。

そうすると、少しずつ、しゃっくりの症状が弱くなり、遂には、全く起きなくなりました。ちなみに、そこで彼女自身が気付いたことでしたが、同僚に任せた仕事というのは、元々、自分で、やらなくてもよい仕事だったそうです。

そこで、彼女は、仕事のし過ぎというよりは、仕事との向き合い方に問題があるという、スピリチュアルメッセージだと感じて、その後は、仕事の割り振りを意識するようにしました。

元々の性格があるので、仕事を抱え込むという傾向は、今でもあり、しゃっくりが起きることもあるようですが、その時には、調整のタイミングと判断して、一度立ち止まって、仕事のやりかたを調整しています。

彼女は、しゃっくりという現象を通じて、スピリチュアルの世界からのメッセージを、うまく受け取り、自分の人生に役立てることが出来たということです。

このように、しゃっくりは、あなたの意識・身体のバランスを整えるために、起こります。もし、しゃっくりに悩まされるようになったら、今の自分自身の行動を振り返ってみてください。

仕事でも、趣味でも、あまりにも、没頭し過ぎていませんか？
ほかに大事にしなければいけないものは、ありませんか？　
（それを、おざなりにはしていませんか？）

気持ちを落ち着けて、考えてみてください。きっと、大切な気づきを得られるはずです。