私が引き寄せの法則をきっかけにスピリチュアルの世界にどっぷりハマルようになってから、約5年。つくづく実感しているのは、スピリチュアルって自己との対話だなということです。

 

いかに自分を知っているかというのがスピリチュアル度の指標のような気がします。不安と引き寄せの法則

 

自分の内面(感情)を見つめるというのは、引き寄せの法則を知ってから、ずっと取り組んでいることですが、ここ最近になって初めて気づいたこともたくさんあります。

 

これからも、新たな気づきがどんどん出てくるのだと思いますが、気づきが増えれば増えるほど、自分が軽くなっていくような気がします。

 

思考の束縛がなくなっていっているからこそだと思いますが、これはずっと続けていくライフワークのようなものなのだろうと感じています。

 

こんな感じで毎日、自分との対話を続けていますが、ここ数日間、私のなかでテーマとなっている気づきが自信です。

 

自信のなさが不幸感の源だった

 

私は将来に対する不安を感じることが多い人間でした。(今もそうですね。)

 

プロフィールにも書いてあるように、はたからみたら優雅な生活をしているのですが、これがずっと続くのだろうか、今にダメになるのではないだろうかといった不安を感じることが多々ありました。

 

この一文を読んだだけでも、私が自分に自信がない人間であることに気付かれる人が多いかもしれませんが、面白いことに私は自分のこと自信がない人間だとは、つい最近まで気付きませんでした。

 

むしろ、自信があるタイプの人間だと思っていましたし、外で人と会っている時にも、そんな態度でいたので、周りからも自信がある人間だと思われていました。

 

気付いた今だからこそ分かるのですが、自信のなさというのはかなり深刻で、それだけに他人に対して隠す能力が抜群なのでしょう。私の友人には凄腕のカウンセラーやヒーラーもいますが、誰も気付いていませんでした。

 

それだけ仮面をかぶるのが上手だったわけで、自分自身さえも騙し続けてきました。

 

でも、自信がないので、どこかで必ず不安を覚えます。私の場合、仕事面・金銭面に対する不安として現れていたのですが、不安を感じるたびに『俺は大丈夫、やれる』と気持ちを駆り立てていました。

 

でも、根本的な部分がグラグラしているので、気持ちが前向きになっても一時的なもので終わってしまいます。ちょっと何かあると、すぐに落ち込む、そこでまた無理に元気を出すけど、それも続かないという感情の起伏が大きい毎日を過ごしていました。

 

そんな時、『なぜ、俺は将来に不安を感じるのだろう?』と、とことん自問した結果、『ダメになった時、そこから再起するだけの能力を自分は持ち合わせていない』と思っていることに気付きました。

 

プラス、今の事業が回っているのも、たまたま運が良いだけであり、いつどうなるか分からないと考えていることにも気付きました。

 

要は今まで自分は何も成し遂げてきていないし、これからも成し遂げる能力はないと考えているということです。

 

自己評価が極めて低い状態ですが、これだと不安を感じるのは当然です。

 

自信は結果からではなくて、自分を信じる気持ちから生まれる

 

この事実に気付いた時、当然のように『では、どうすれば自信を持てるのか』と考えたのですが、このときは何か実績を出さなければいけないと思っていました。

 

自信というのは、自分が何かを成し遂げた結果から生まれると思っていたということです。受験に受かったとか、就職が決まった、彼女が出来たといったことですね。

 

でも、これは間違った認識であるということに、今は気付いています。

 

私自身、周囲からみれば、それなりに立派に見えることを成し遂げてきています。自分で会社を経営して年収2000万もあれば、普通は自分に自信を持っていいはずです。どちらかといえば、過信して傲慢になる人のほうが多い状況です。

 

でも、私は自信を持てず不安を感じていました。そういえば、私は周囲から低姿勢で謙虚な人と思われてきましたが、これも自信のなさゆえです。たまたま、それが良い見方をされただけです。

 

自信というのは幸せと一緒で外的なことから生まれるものではありません。自分の内面から出てくるものです。

 

私は自信を感じるためのワークを習慣化するようにしてから、このことを実感するようになりました。

 

ワークというのは極めて簡単です。まずは『45分で自信をもった人間になろう』という本を参考にして、毎日自信を持った自分をイメージするようにしました。

 

また、このサイトでたびたび取り上げている『空』に『自信がないのは、無条件で自分を愛していないから。呼吸するだけの存在で最高なのだということを自分に言ってあげてください』というくだりがあり、それを参考して、『このままでいい』と言い聞かせるようになりました。

 

どちらも、実践するたびに気持ちが落ちつくのですが、それを繰り返すことで、だんだん不安を感じる度合いが薄くなってきました。そして、それと反比例するように自分に対する自信が強くなってきました。

 

ちなみに、このワークをやっているなかで、不安を感じる時には、何らかの理由で自分を非難していることにも気づきました。

 

たとえば、『今日、俺は仕事中、気持ちがだれてしまい、やるべきことがだいぶ残ってしまった。こんな自分が結果を出せるわけがない。』といった感じですが、そう思うたびに『気持ちがだれてしまう自分でもいい』と自分を受け入れることで、だんだん自信がついてきました。

 

今では、そこそこ自信が持てるようになったのですが、自信=自分の受け入れ度ということを実感しています。どれだけ、自分を好きかどうかということですね。

 

月並みな言い方ですが、自分を愛することって重要です。親からの愛を十分に受けていない子供は臆病なのと一緒ですね。

 

自信がないという人は、スキルや能力をあげるとか、何かを頑張るといった外的な取り組みをするのではなく、自分を受け入れる・自分を好きになるといった内的な努力をするようにしてください。

 

それが自信をつけるための根本的な方法です。

 

結果が出たから自信がつくのではなく、自信があるから結果が出る。内から外です。まさに引き寄せの法則ですね。