私は毎年、その年に絶対に実現させる!という目標を10個前後立てています。全てが実現するわけではないのですが、毎年、少なくても半分は達成しているので、ダメもとでリストアップしています。

 

2012年に掲げた目標のなかでも、実現したことが幾つかあるのですが、そのなかで自分でも意外なものがありました。

 

それは、『ANAのプラチナカードを手に入れる』という目標です。

 

これです↓

 引き寄せの法則

 

『何、これ?』と思われる人もいるかもしれませんが、ANAがヘビーユーザー向けに発行している特典カードと考えればいいです。

 

このカードがあると、飛行機の搭乗手続きを専用カウンターで待たずに出来たり、保安検査も専用レーンで並ばずに出来ます。アルコールが無料で飲めるメンバーラウンジを利用出来たり、時にはビジネスクラスにアップグレードすることが出来たりなど、飛行機を利用する人にとっては有り難いサービスが満載です。

 

私は旅行好きなこともあり、このカードが欲しいなと思っていたのですが、正直、今年入手出来るとは思いませんでした。

 

お金と時間がかかる願望

 

このカードを手に入れるには一定の条件をクリアしなければいけません。一言でいえば、飛行機にいっぱい乗らなければいけないのですが、ANAでは飛行機に搭乗するたびにもらえるプレミアムポイントというものが設定されています。

 

これが50000ポイント貯まると、プラチナカードをもらえるのですが、50000というのが一筋縄ではいきません。

 

たとえば、羽田から沖縄まで往復して、およそ3900ポイントです。1ヶ月に1回乗っても、まだ足りません(;^_^

 

さらに、飛行機のチケットというのは、実は細分化されていて、種類によって料金も違います。同じ席でも正規割引料金と格安サイトなどで入手出来るチケットでは、かなり価格が違ってくるのですが、チケットの種類によって、付与されるプレミアムポイントも変わってきます。

 

上記の3900というのはANAの公式サイトから購入する割引チケットでのポイントです。格安サイトなどで購入すると2000以下になってしまいます。

 

そのため、通常は毎週のように飛行機を使うビジネスマンでもなければ、まず手に入らないカードです。どうしても、このカードが欲しいという人は、『マイル修行』といって、週末に1日何往復も飛行機に搭乗して、ポイントを稼ぐようなことをしています。

 

もちろん、それだけ利用すれば、お金もかかりますし、時間も必要です。

 

相当な大変なわけです。

 

引き寄せの法則というよりは・・・・

 

私は普通に必要な時に乗るだけで50000ポイントをクリアして、このカードを手にすることが出来たのですが、これで『願望を引き寄せた!』とは正直なところ、思えないです。

 

単純にビジネスクラスを利用して旅行に行った回数が多かったからです。

 

2012年は沖縄に4回、大阪に2回、香港に1回、アメリカに1回行きました。全てビジネスクラスだったので、チケット代の総計は120万円ほど。

 

必要なお金と時間を使ったというだけの話です。

 

これをもって引き寄せの法則というのかなと言うと・・・

 

ただ、自分でもラッキーかなと思うこともあり、今年はたまたまクレジットカードを利用することでマイルが多く貯まったので、それを航空券に変えることで沖縄3回分は無料で行きました。

 

また大阪は仕事だったため、出張費ということで、これも無料です。大阪行きがなかったら、遊びでもう1回、ビジネスクラスで沖縄あたりには行かないとダメだったので、金銭的には10万円近くが浮いたことになります。

 

こうやって考えると、うまく回ったなというところもありますが、でも大半は自分の労力です。旅行にいけるように時間を調整したのも自分なら、旅費も払ったのも自分です。

 

8割が自分の労力、2割がラッキーなことという感じです。

 

もちろん、自腹とはいっても、こうやってお金と時間を使って、年に何度も旅行にいけるという境遇自体が恵まれているので、これ自体が引き寄せの法則の力と言えなくもありません。

 

でも、そのために努力してもいるので、全てが宇宙のおかげなんてふうには思えないのも正直な気持ちです。

 

引き寄せの法則はサポーターとして思うぐらいがちょうどいい?

 

結局、このサイトでは何度も触れているように、努力という行動があってこその引き寄せの法則という結論に落ちつきます。

 

感覚としては、引き寄せの法則って願望実現のサポーターぐらいに思うのがいいのではと思います。

 

自分で精一杯努力しつつ、引き寄せの法則にも応援してもらって、二人三脚で願望を実現する。こんなイメージです。引き寄せという力に頼りきるのではなく、自己責任で努力しつつ、サポートしてもらう。こういうのが健全な姿勢のような気がします。