私がスピリチュアルの世界に浸かり始めてから、ずっと自分に言いきかせ続けてきた言葉があります。それは『宇宙は自分の味方』という言葉です。宇宙

 

大いなる存在が守ってくれている、その存在は万能で、かつ100%自分の味方、何があっても安心。

 

こういったことを毎日思い出すように心がけてきました。

 

鋭い方ならお気付きかもしれませんが、わざわざそうしているというのは、自分で信じきれていないから。

 

私は毎日、不安や恐怖にさいなまれている人間で、安心・安全といった感情を求めていました。

 

不安や恐怖を感じた根本的な理由

 

今、振り返ってみると、不安の原因は分離感です。自分は荒野のなかに見捨てられたひとりぼっちの存在。恐怖に満ちた世界で悪戦苦闘しなければいけない。こんなふうに感じていました。

 

そのため、常に何か頼るものを探していました。最初はお金や地位であり、収入を得るためのスキルや仲間でした。でも、そういった物理的なモノでは満たされず、そこでスピリチュアルに興味を持つことになりました。

 

これも今だからこそ分かることですが、当時の私は自分自身を認めておらず、そのため自分を好きになれず、愛に飢えていました。(愛情を何とか、自分の外側のもので満たそうとしていました。)

 

そういえば、つい最近まで、愛という言葉が大の苦手。自分で口にすることなど出来なかったですし、愛という言葉を口にする人を見ると嘘くさいヤツと見ていました。

 

それがスピリチュアルに関する知識が増えていくなかで、自分が求めている安心感は愛につながるということを理解しました。

 

それで、自分を愛せるようになろうと思い、そのためのワークを実践するようになりました。

 

色々なワークに取り組みましたが、一番印象的だったのはManaさんの『』で紹介されていたもの。

 

 愛を感じる

 

周囲の物体(パソコンや机、椅子、ベッドなど)が自分を愛の眼差しで見ているとイメージするワーク、根源的な宇宙の父・母が自分を抱きしめてくれているワーク、光のエネルギーに包まれている状態をイメージするワークなどです。

 

同時に、阿部敏郎さんの本のなかで、繰り返して登場する宇宙は万能な存在であること、そしてどんなときでも自分を愛していることを信じきるということを、実感出来るように、自分に言いきかせていました。

 

努力という即効薬

 

その甲斐あって、今では不安や恐怖にさいなまれることが殆どなくなりました。毎日、平穏な心で過ごしています。

 

それは、ここまでお話してきたスピリチュアル的な教えを学んだこと、ワークを実践したことが大きな力となっていますが、同時にもう一つ、これがキッカケだと思っていることがあります。

 

それは努力です。

 

努力というと、スピリチュアルと正反対の考えのように思えるかもしれませんが、これがスゴク大きかったです。

 

私がスピリチュアルに興味を持ち、勉強を始めたのは、エネルギー的にはオフ状態の時です。物事に積極的に取り組む気になれず、毎日ダラダラ過ごしていました。

 

これはこれで自分の内面と向き合うなくてはならない貴重な時期だったと思いますが、消極的なため、どこかで自信を持てない状態でした。

 

それが、エネルギーがオン状態になり、活動的になるに連れて、自分に対する信頼が回復してきました。私の場合、仕事が最も活動的になったことなのですが、仕事で成果を出すために努力すればするほど、自分を好きになり、かつ信頼出来るようにもなりました。

 

仕事というのは楽しいことばかりではないので、嫌なことや逃げたくなること、避けたいことに遭遇するこ時もあります。でも、そういったことほど正面から向き合って取り組むと、大きな自信になります。

 

『俺は偉い!』と純粋に自分を褒められるようになり、それがまた新しいエネルギーを生むキッカケとなり、好循環になっています。

 

また、面白いことに、努力すればするほど、結果も容易に上がるようになり、久々に高収入を手に出来そうだなという状態になってきました。これもまた自分を認めることにつながっています。

 

努力して、何らかの結果を出せば、それは必ず自尊心のアップにつながります。これって、スピリチュアル的にも、プラスに働くこと間違いなしです。

 

ただし、不満タラタラのネガティブな心理状態で嫌々努力すると、それはストレスを生むので、逆効果です。心を整えたうえで努力することが重要です。