『思考は現実化する』と言いつつも、実際には全く現実化しない。
これが多くの人が陥っている状況だと思います。それで、『なぜ?』、『どうすればいい?』と色々、模索するわけです。
私もそんな一人ですが、昔、面白い話を聞いたことがあります。初めて聞いた時は、そんなことを言っている人はほかにいなかったので、スゴク新鮮だったのですが、生活に取り入れてから運気が好転したというか、たしかに夢や願望が実現する割合が高くなった気がします。
さらに、実現する速度も速くなったような気がします。
実行する内容はとても簡単なことですし、やってみて損することはないので、参考までにその話をシェアさせて頂きます。
潜在意識の力だけでは願望は実現しない
この話の前提となるのが、『思考は現実化』することは間違いないということです。頭でイメージしたことは必ず実現します。
ただ、この世の3次元(時間を入れれば4次元ですね)の世界では、思考したイメージが形になるまでに時間がかかるので、それで多くの人が叶わないと思ってしまい、諦めてしまいます。
具現化するまでイメージし続ければ、いつかは必ず実現するのが願望です。
ここまでは珍しくもない話ですが、ここからが本番です。
願望実現に時間がかかるというのは、この世の法則なので、ここは変えられない。でも、時間を圧縮することでスピードを速めることは可能ということで、ある人に教えてもらったことがこれからお話することです。
この話を理解して頂くには、意識の構造を知る必要があります。これは特に真新しい話ではなく、スピリチュアルの世界ではよく言われることなので、ご存じの方が多いと思いますが、下記のような感じで、顕在意識・潜在意識・無意識の3層構造になっています。無意識は超意識とか宇宙意識と言われることもあります。
それで、ここからが、この話の面白いところですが、願望実現に対する影響力の割合は、こんな感じになります。
顕在意識の影響力は1%、ほんの一部です。これは珍しくない話ですよね。
ポイントは潜在意識の割合です。10%しかありません。顕在意識の10倍なので、そこだけ比較すれば大きな影響力ですが、全体のなかでみれば、ほんの1割です。たいした力は発揮していないということになります。
これってスゴク新鮮な話ではないでしょうか?
普通、願望を実現するうえでは潜在意識の力を活用することが大切というのが色々なところで言われていることですが、今回の話では、ちょっと違います。全体の1割ですから、たいした影響力はありません。
では何が力を持っているの?ということですが、残りの約9割が無意識です。無意識の部分が願望実現に関して圧倒的な影響力を保持しているということになります。
要は無意識の部分がダメだったら、幾ら顕在意識や潜在意識が願望を実現する姿勢になったとしても意味がないという話です。
願望をイメージしても、なかなか実現しないという人は、願望を実現出来ない人ではなく、正確には願望実現に時間がかかってしまう人ですが、無意識の部分を活用することで、この時間を圧縮することが出来ます。
無意識の力を借りて願望を実現する方法
しかしながら、本来、無意識というのは人間にはコントロール出来ません。だからこそ無意識なわけですが、間接的に影響を与えることが出来ます。
それは、本来、自分の意識ではコントロール出来ないこの世の出来事について、状況を整えるように心がけることです。
とは言っても、こんな説明では何がなんだか分からないですね(;^_^
ズバリ正解をいえば、家族や先祖、故郷を大切にするということです。
人間って、親を自分で決めることは出来ないですよね。自分が生まれてくる土地もそうです。これって、要は無意識の世界で決められていることです。
ですから、家族や故郷を大切にすることは、無意識に対する感謝の気持ちを表すことになり、運が良くなるといったプラスの影響が出てくるというわけです。全体の9割ですから圧倒的な力です。
これって、頭では理解出来なくても、感覚では分かるのではないでしょうか?
幸せな人って、自分の家族、特に親との関係が良好です。親との関係が悪い人って、人生のどこかでつまずいています。
親、家族との関係が悪い状態で、幾ら努力してもダメということです。
親に対する感謝の気持ちを持つ、故郷を大切にする
これが願望実現にも役立つということです。
この話を聞いてから、私は出来る限り、実家に帰省したり、先祖の墓参りに行くようにしました。また、故郷の神社にお参りに行くようにもしました。
さらに、そう頻繁に帰省することは出来ないため、毎日数回は親と故郷、神社に対して、感謝の祈りを捧げるようにしました。
その効果を具体的に提示することは出来ないのですが、確実に人生の流れが良くなりましたし、単純に自分自身が人間として成長出来たような気がします。
願望実現を抜きにしても、家族や故郷を思いやるのは大切なことですし、それ自体が気持ち良くてハッピーなことです。
ですから、ダメ元で習慣化することをオススメします。どう転んでも悪いほうには転ばないです。
ということで、ちょっと変わった願望実現に関するお話でした。
こんにちは。興味深く読んでいます。
幼少時からの暴力で、親に感謝できず絶縁状態です。
こんな自分は無意識の状態がよくないから、幸せになれないのでしょうか。
どう向き合えばいいですか?
こういったご経験があるとすれば、親に対して感謝の気持ちを持てないというのは、極めて当たり前のことです。子供にとっては何の責任もないことですから、理不尽なことだと思います。ただし、そうはいっても親との関係性においてしこりがあると、願望実現に限らず人生のなかで色々と悪影響が出てきてしまう可能性が高く、少しでも改善出来るのが理想です。
個人的にオススメするのは、直接的に親と関係を持たなくてもいいので、りりさんの気持ちとして、ご両親に対する思いを少しずつ良いものに書き換えていくことです。
もし、それも難しいということであれば、心理療法やセラピーを利用するのがいいと思います。自分一人で解決しようとせず、プロの力を借りることです。このブログでも取り上げさせて頂いているキャシー天野さんは、その道の専門家なので、自信をもってご紹介出来ます。
https://hikiyose28.com/?p=188
キャシーさん以外でも、りりさんからみて信頼出来そうと思える人であれば、どなたでも大丈夫です。この問題はりりさんにとって、非常に大きな問題ですが、それだけに乗り越えた時には、人生が大きく好転することは間違いありません。勇気をもって取り組んでみてください。