このブログ、約2ヶ月ぶりの更新です。春頃は毎日のように更新していましたが、書きたいことがなくなってしまって、また伝えたいことが出てくるまで更新するのは止めようと思っていたら、こんなに経過してしまいました。

 

それで、久々に自分のなかでは『これだ!』と思う気付きが出てきたので、久々に更新してみます。

ネガティブな感情に関する気付き

 

それはタイトルにもあるように、ネガティブな感情を手放してしまうのはモッタイナイのではということです。

 

私は手放すワークをずっとしてきました

 

この気付きの背景を説明すると、私はネガティブな感情を手放す(浄化する)というワークを昔から実践してきました。

 

津留晃一さんのM2テクニック、セドナメソッド、ホ・オポノポノや自分の内面をただ眺めている観察瞑想など。これらのワークは非常に有効で、人生に対する充実度が確実にアップしたのは間違いありません。

 

ちなみに、これらのテクニックを実践することは右脳的な精神面だけでなく、理屈・思考といった左脳的な側面でもプラスになります。

 

自分を客観視する能力が身につくので、どんな状況でも冷静に物事を判断することが出来るようになり、世間的には判断力・思考能力に優れた人間とみられるようになり、ビジネスの世界では確実にプラスになります。

 

自分を客観視することが出来るようになれば、周りの人間に対しても同じことが出来るようになるので、対人コミュニケーション能力もアップします。

 

あと、物欲的な話をすると、こうやって人間の心の動きに敏感になれば、営業・マーケティングといった分野で結果を出すのも簡単になるので、出世やキャリアアップ、収入アップは容易になります。

 

そんなこんなで、ネガティブな感情を手放すということは、すごく役立つわけです。

 

そのうえでの話なのですが、あるときから私のなかで一つの問いが出てきました。

 

スピリチュアルに対する疑問

 

ネガティブな感情がもたらしてくれるもの

 

それが、ネガティブな感情を簡単に手放していいのかな?という問いです。

 

これは私の実体験でお話します。

 

ある時、自分が関わっている事業の見通しについて不安を覚えました。うまくいかなかったらどうしようという不安です。

 

それで、いつものようにその不安を手放しましたが、何度手放しても、また不安を感じるようになります。

 

同じ不安がぶり返すというのは珍しいことではなく、そんな時には、その都度何度もワークを繰り返すということで対処してきたのですが、なぜか、その時は手放す気にはなれませんでした。

 

それよりも、『なぜ、こんなに不安なのだろう?』と、その原因を知ることに対する欲求が強くなり、自問してみました。

 

それで気づいたことは、自分のなかでは事業がうまくいかないことで、自分の収入が減ることに対して不安を感じていると思ったのですが、そうではなく、収入が減ることで家族に対して面目を失ってしまう(恥をかいてしまう)ということに対して不安を感じているということでした。

 

※補足

これはあくまでも私が勝手にそう判断していたということです。実際に家族がそんなふうに振る舞うのかどうかは別の話です。

 

それで面白いことに、その気付きを得た瞬間、不安がなくなりました。文字通り、サッパリなくなりました。同事に、こんな思考が出てきました。

 

ネガティブな感情の原因 

 

3まで考えが及んだ時、自分の内面から大きなエネルギーが出てきて、仕事に対するモチベーションがどんどん湧いてきました。

 

それで、ここからが重要なことなのですが、この気付きを得た後でも、仕事に対する不安が出てきます。でも、そこで自分の内面を探ると、結局は家族というところに行き着き、またモチベーションが湧いてきます。

 

要は不安がエネルギーを生み出す動力源に変わったということです。これは、それまでの不安を手放すというワークからは得られない結果でした。

 

この出来事以来、マイナスの感情が出てくると、『なぜ、自分は感じているのか?』という問いかけをして、納得出来る答えが出てくるまで自問するようにしているのですが、その問答からは多くの教訓を得ることが出来ています。

 

そして、自分で納得出来た瞬間の開放感は、感情を手放すワークから感じる開放感よりも上です。

 

だから、ネガティブの感情を即座に手放すことは今では考えられません。そんな感情を感じた時には、『ラッキー! 今度はどんなことを教えてもらえるんだろう?』と心の片隅でワクワクします。

 

ネガティブな感情とワクワクする感情が同居するというのは、最初は不思議な気分だったのですが、今ではすごく腑に落ちている感覚です。

 

ネガティブな感情は、何かとても大切なことを教えてくれる先生。

 

 大切なことを教えてくれる人

 

これが今現在の私の率直な考えです。

 

この話が腑に落ちた人は、ぜひ試してみてください

 

自分の内面と向き合う手法というのは、色々あり、正直なところ、何か絶対的に正しい方法があるというわけではないと思います。

 

向き・不向きもあるので、その人が自分にとって一番シックリくるやりかたをするのがベストです。

 

ですから、ここまでお話したことも、あくまで私にとっての適切な方法であり、全く合わないという人もいると思います。ですから、ピンと来なかった人は無視してください^^

 

ただ、この手法ということに関して補足すると、タイミングということを意識したほうがいいです。

 

私自身、このやりかたがシックリくるようになったのは、ここ数ヶ月の話です。それまでは、ネガティブになった時には、すぐに解放するという手法をずっと実施してきました。私の場合、セドナメソッドが最もシックリきたのですが、初めて知ってから3年近く続けてきました。

 

それが、なぜか数ヶ月前に違うことをやりたくなったわけです。

 

これは、自分が変化したからだと思いますが、だからセドナメソッドがダメなんてことを言うつもりはありません。もしかしたら、また数ヶ月後にはセドナメソッドに戻っているかもしれません。

 

人間の趣味趣向や好みって変わるので、私もただ変わったというだけです。それだけに、この話が腑に落ちないという人でも、1年後にはビシッとハマることもあり得るわけです。

 

これは何でもそうなのですが、自分にとっての最良なことというのは、時期によって違います。ですから、今違ったと思うことでも、そこで消去してしまうのではなく、頭の片隅で覚えておくようにしてください。

 

もしかしたら、それが数年後、あなたにとっての助けになるかもしれません。

 

そして、今ピンと来た人は、まさにタイミングだと思うので、是非試してみてください。