先日、願望リストについて、こんなメールを頂きました。

 

願い事リスト

 

チビポールさんは願い事リストを作成されているとのことですが、
願望を願うのは一度にいくつもでしょうか?
それともリストUPしたものはした時に願ってあとは忘れるというかたちでしょうか?

 

このような考えを私が知ったのは20歳の頃で、父の勧めでマーフィーの法則やナポレオン・ヒルなど読んでいたのですが、上手く行かなかったので、上手く行っている人のお話を聞きたいです。

 

紙に書き出しても、その願望がなかなか実現しないというご相談です。

 

この方に対して、私はこんな回答をさせて頂きました。

 

願望リストについてですが、私は思いついたらダメ元で書くようにしています。 数は気にせず、いつも100個以上をリストアップしています。

 

それで、そのまま忘れていて、気がついたら叶っていたということもあれば 実現するために頑張って達成したというものもあります。 ここはどちらでもいいと思います。 (やりたいようにするのが一番です。)

 

願望を実現するうえで一番重要なことは、願望を持つことなので 願望として認識した時点で、いつかは実現するものと思ってください。

 

願望は願った時点で叶ったも同然ということは、色々なスピリチュアル本で言われています。

 

叶うことを潜在意識が分かっているから、願望として抱くようになる。叶わないことであれば、初めから願望として認識しない。

 

これは感覚的に、私も腑に落ちることです。

 

自分が紙に書き出した願望が100%実現しているわけではないのですが、それは時間の問題で、そのうちいつか実現するだろうと思っています。
なかには宇宙に行きたいというような、どう考えても今すぐは厳しいだろうという願望もあるので。)

 

でも、この時間の問題というのは、なかなかのくせ者です。あまりにも願望が実現しない状態が続くと、『叶わないのでは?』と実現することを信じられなくなってしまうからです。

 

 

願望実現のタイミング

 

そもそも願望は実現するものという視点に立って考えた場合、願望が実現しない最大の原因として考えられるのはタイミングです。

 

今は、実現する時期ではないということですね。

 

よく、宇宙はあなたにとって最適のタイミングで願望を実現させてくれると言いますが、これは裏返せば、願望の時期は宇宙が決めていることであり、自分では決められないということです。

 

ですから、あなたが『今すぐ実現してほしい!我慢できない・・』と言っても、その時が来るまで叶うことはありません。

 

理屈で説明するのは難しいのですが、これは真理かなと思っています。

 

そのため、人間に出来るのは、ただ待つことです。その時が来れば勝手に叶うのだから、それまでノンビリ待とうよという感じです。

 

待つ

 

そう言われたところで、なかなかそんな心境になれないのが人間ですが、でも、そんなものなのだから仕方がありません。

 

今すぐ完璧に待つ心境になることは難しいかもしれませんが、その場合は出来る範囲内でいいので、そんな気持ちになれるように努力してみましょう。

 

そうすると、だんだん、そんな心境になってきます。

 

私自身、少しでも早く自分の願望を実現させたいと悪戦苦闘してきた人間ですが、今では穏やかに待てるようになりました。

 

それは、何か特別なことをしたのではなく、そんな心構えを身につけられるようにトレーニングを重ねてきた結果です。

 

最初は『宇宙が実現してくれることを信じてノンビリ待とう』と思っても、そう言っているそばから『そんなに待てない』、『速く実現させたい』とバタバタしていました。

 

こういうのも練習の積み重ねです。少しずつ取り組んでいきましょう。

 

願望実現に努力は必要?

 

このブログを読んで頂いている方だと『チビポールは願望を実現するには、そのための行動が必要と言っているではないか』と矛盾を感じるかもしれません。

 

宇宙が実現のタイミングを決めているのであれば、本人の行動など意味がないのでは。

 

こんなふうに考える人もいるかもしれませんが、私のなかではシックリくる答えがあります。

 

それは行動は願望実現の意思表示ということです。

 

願望実現の意志表示

 

ちょっと分かりづらい言い方ですが、たとえて言うと、宝くじを買うような感じです。

 

宝くじって完全に偶然、本人の努力がどうこうするというものではないですよね。

 

かといって、では何もしなければいいのかと言うと、そんなことはありません。最低限、宝くじ売り場にいって買うという行動を取らなければ、当たる可能性すら出てきません。

 

この宝くじを買うという行為は、楽なのでそんなふうに思えないかもしれませんが、宝くじに当たるという願望を叶えるための努力です。

 

これは、ほかの願望でも一緒で、実現のための努力を起こすことで始めて叶う可能性が出てくるということになるんだと捉えています。

 

神様への合図とも言えますね。

 

努力をしない限り、神様はあなたがその願望を持っていることに気付かない。神様が気付いたら、願望を叶えてもらえるので、気付いてもらえるように行動する。

 

こんなイメージです。

 

人事を尽くして天命を待つ

 

私は、これが願望実現の秘訣だと思っています。今、この時点でやるべきことを実行する。結果は天にお任せ、自分は気にしない。

 

私は、こんな心境で生活していますが、とても楽です。結果的に、それなりの確実で定期的に願望が実現化しているので、そんなに間違っていないと思います。

 

願望が実現しないのは、まだその時期ではないということだけ。将来、いつかは叶うのだから、それまで待つ。その間、自分に出来ることに一つずつ取り組む。

 

これが最も効率的な願望実現のプロセスなのかなと感じています。