2014年も1ヶ月が過ぎようとしていますが、今年に入ってから、私は快調です。仕事上の目標もプライベート上の目標も、達成に向けてスムーズに進んでいます。
充実感や楽しさといった感覚も、ここ数年で一番高いレベルにあって、『今年はいい年だな〜』と思いながら、日々を過ごしています。
その理由は、今年になってある一つのことを徹底するようにしたからです。
それは面倒に思うことを後回しにしないということです。メンドクサイと感じることほど率先して行うようにしています。
たとえば、私は服を片付けるということを、すごく億劫に思う人間で、着替えたとき、服を投げっぱなしにすることが多かったのですが、今年に入ってからは、すぐに片付けて、服が部屋に散乱しているような状態をなくすようにしました。
洗い物に関しても一緒で、私はコーヒーを飲み終わったコップをそのままにしていて、気がついたら机の上にコップが3つぐらい並んでいるといったことが日常だったのですが、今年に入ってからは、飲み終わった瞬間に片付けるようにしました。
エラく細かい話ですが、実はここがポイントです。
こういった細かいことって、やらなくてもたいしたことないだろうと思いがちですが、これが大間違いです。
こうやって小さなメンドクサイを見過ごすと、そのうち大きなことも面倒になってきます。それがさらに進むと重要な仕事も気が乗らないからと後回しにしたり、大切な約束に遅刻したりなど深刻な問題を引き起こすことになります。
願望実現という観点から見ると、やるべきことをやるのが願望を実現するための鉄則ですが、本来、やるべきことというのは面倒です。
その気持ちを乗り越えて実行出来るかどうかというのが分かれ目ですが、小さな面倒を避ける人は、乗り越えるだけの意欲が出てきません。
メンドクサイを乗り越える力
ここで、そもそもの話なのですが、人間は面倒くさがりです。楽したい、面倒なことは避けたいという生き物なので、何もしなければ、どんどん面倒くさがり屋になります。
でも、それでは生活することが出来ないですし、まして自分の願望を叶えるなんてことは、到底不可能です。
だからこそ、意識的に面倒くさいことに取り組めるように、自分自身を変えていかなければいけません。
面倒くさいことに取り組む力というのは筋力と一緒です。鍛えれば強くなるし、ほうっておけば劣化して、どんどんひどくなります。
だから、常日頃からトレーニングをして鍛える必要があります。そして、そのトレーニングに当たるのが面倒と思うことに取り組むことです。
最初に片付けといった細かい小さな事例をあげましたが、それはいきなり大きな面倒事に取り組むのは無理だからです。
筋トレの負荷と一緒です。何もしない人が、いきなり100キロのバーベルを上げるなんて無理です。最初は1キロ、2キロといったところから始めて、力がついてきたら、そこに合わせて負荷を上げていきます。
面倒事に取り組む力というのも一緒で、最初は小さなことから始めるのが鉄則です。やってみれば分かりますが、小さなことさえ出来ないものです。1日、2日は出来るかもしれませんが、続けるのは大変なはずです。
それは取り組む力が育っていないせいであり、当然、より大きなことを実践する力はありません。願望実現に取り組むなんてことも、まず不可能なわけです。
小さなことをクリアすることの効果
だからこそ、最初は些細なことから取り組むことになるのですが、些細だからといってバカに出来ません。これだけでもキチンと出来るようになったら、劇的な変化が起きます。
まず、行動力が異様に上がります。『メンドクサイな』という想いは、重りのようなもので、心のエネルギーを吸い取ります。ですからメンドクサイと思いながら取り組んでも全然はかどりませんが、そこが無くなるので、どんどん力が湧いてきます。
『やらなければ』と思った瞬間に取り組めるようにもなるので、やり残しがなくなります。
そして、こうやって行動すればするほど、面倒という気持ちに負けそうになる自分が嫌になるので、楽なほうに流されなくなります。
何よりも、面倒という気持ちを乗り越えて、物事を成し遂げることは大きな喜びと充実感をもたらすので、毎日自分に満足して生きることが出来るようになり、これがまたエネルギーを生み出すという好循環になります。
小さなことを大切にする
次から次へと願望を実現する人に、だらしない人、いい加減な人っていません。みんなキチンとしていますが、それは小さなこと、細かいことを軽視せず、大切にしている証拠です。
なかなか思うようにいかないという人は、身の回りの小さなことをおざなりにしていないかどうかチェックしてみてください。
やれば出来ることすらやらない人が、願望を実現させるなんて大きなことを達成出来るわけがありません。
まずは小さなところから取り組んでいきましょう！
