火事のスピリチュアル的な意味合い

 

先日、今では東京を代表する観光名所の一つにもなっている、築地の場外市場において、大きな火災が発生しました。火事というのは、一度発生すれば、そう簡単には消化出来ないぐらい、強力なパワーを持つものです。

 

そのため、火事が起きないように、気をつけなければいけないわけですが、残念ながら、日本中のどこかで火事が起こっています。現実には起こってほしくない事情ですが、これが現実です。

 

では、実際に火事を見たり、夢で見たりする場合、どんな意味合いがあるのでしょうか。このページでは火事について、スピリチュアル的な解釈をしていこうと思います。

 

スピリチュアル、霊的なものとは別にして、学問の一環として、火事は心理療法の夢診断にも使われています。具体的には、その人の意識以外の部分、つまりは深層心理の状態を掴むために用いられています。

 

例えば、夢に出てくる人、建物、景色は心のある部分を指し、家は心の大きさを表現しています。火事自体は、心の激しい動きを表すと考えられており、火事で家が無くなるというところから、行く当てがなくなる等の心理状態を反映していると考えられています。

 

一方、スピリチュアル的な解釈は少し違っていて、夢の中で火事を見たり、実際に見たりした場合には、浄化が起こっていると考えます。

 

皆さんも映画などで祈祷師が火を焚き、懸命に祈っている映像をみたことがあると思います。太古から、火は神々の儀式にはなくてならない神聖なものを表します。

 

人間の体も毒素が溜まると排泄作用が自然と起こります。これは身体自らが健康を保とうとする清掃作用なのです。火事も同じで浄化作用を意味しています。

 

現実的な火事の場合、その土地の穢れや世の中の風土、夢見での火事は、その人自身の心の汚れを綺麗にしてくれているのです。具体的に数例のパターンを見ていきみましょう。

 

火事を見たらどうすべきか?

ごうごうと燃えさかる炎は、あなたの情熱そのものです。そのパワーたるや凄まじいものがありますが、そのパワーがどんどん良い方向に向かっていることを示しています。その炎で家が火事になった場合、家族の幸せと未来の繁栄を意味しています。

 

逆に炎が弱く、今にも消えそうな場合、内的要因か外的要因かわかりませんが、十分にあなたの力が発揮出きていないことを意味しています。あなたは一生懸命、炎を燃やそうとしているのにもかかわらず・・・

 

『そんな時は、じっと未来を待て』というメッセージなので、あまり大きな動きや決断はせずに、ぐっとこらえてください。ここでは待ちの姿勢が重要です。

 

また、夢の中で、炎を消そうとしている自分がいたら、それは、今のあなたは何かに焦っていますよという、スピリチュアル的なメッセージです。特に、家族・友人といった身近な人間関係で焦って心を無くしている状態を指すケースが多いです。

 

そこで、どうにか元通りにしようともがいている状況ですね。そういった時には、自分がどんな問題を抱えているのか、細かく具体的に紙に書き出しましょう。そのうえで、一つずつ解決していきます。そうすると次第に心のコントロールが出来るようになり、火事の夢も見なくなるでしょう。

 

一方、自分の情熱である炎で火傷をした場合には、情熱が打ち勝つことを意味しています。こうなったらやることなすこと上手くいく状態なので、どんどんチャレンジしてください。特に仕事面では力がみなぎって、スムーズに回っていくことでしょう。

 

火事で誰かを助けた場合、誰かに助けられた場合には、自分の努力が実る一歩手前に来ていることを意味しています。または才能に気づく時です。ここからスタートしたものはどんどんステージが上がり、夢がかなっていくことを暗示しています。

 

結論:火事のスピリチュアル的な意味合い

総じて、火事の夢というのは、自分と家族、友人など人間関係の縮図として現れます。誰にでも悩みや苦悩を持っていますよね。火事の夢を見たり、実際見たりするあなたには、とても大切な家族や友人がいるはずです。

 

当たり前の日々が特別な日々ということを常に思い、毎日、家族や周りの人に感謝をして過ごしてください。夢で火事を見た時には、このことについて、特に気を付けて考えるようにしてください。