ダイヤモンドにまつわるスピリチュアル的な意味合い

 

数ある宝石の中でも、その美しさから多くの女性を虜にしてきたダイヤモンドですが、スピリチュアル的には、一体どういう意味が込められているのでしょうか。 このページでは、ダイヤモンド持つスピリチュアル的な意味合いについてまとめてみます。

 

宝石のスピリチュアル的な意味

宝石には2つの力があると、昔から言われています。一つは『魔除け』、もう一つは『癒し』です。宝石には鉱物としての霊が宿るとされ、石によって、そのエネルギーの形が変わりますが、いずれの石も、エネルギー自体が、強いということでは、共通しています。

 

そして、その石のなかでも、特に強力なのが、原石です。その強さから、時には、かえってマイナスの影響を与えるほどです。

 

人が保有する時には、加工された石のほうがバランス良く、その石が持つ力が、うまく発揮されると言われています。持つ量も1つが良いと言われ、指輪にはめたら、ネックレスはやめるというふうにしたほうが、バランスが取れるようです。

 

スピリチュアルの視点から見た、ダイヤモンドの意味

ダイヤモンドは、その輝きから宝石の王と呼ばれており、昔から人を魅了してきました。その姿を見ると、誰でも欲したいという気持ちにさせてしまう宝石ですが、ダイヤモンドの結晶は、地中の高圧により出来上がったものであり、宝石の中でも、最も硬いものです。

 

その美しさと硬さから、ダイヤモンドは、『美』と『守り』を表現し、そこから転じて、スピリチュアルの世界では、決して誰にも負けない『精神力』を象徴するものとして、見られています。

 

婚約指輪にしても、ダイヤモンドを選ぶのも、実は、『愛を守る』という意味合いがあります。(単純にキレイだからということで、広まったものではありません。)

 

しかし、ダイヤモンドは諸刃の剣でもあり、持つ人の心によっては、マイナスの働きを引き起こすことがあります。例えば、恋人を手に入れるために、ダイヤモンドに念を送り、恋敵を陥れたりすると、その恋を得られたとしても、やがては自分も不幸な目に陥ることになります。

 

ダイヤモンドは『触媒』の役目

上記の例からも分かる通り、宝石はそれ自体が効力を発揮するというものではなく、人の念を増幅する『触媒』として働きます。自分のことばかりではなく、人の幸せを願う気持ちでダイヤモンドを身に付けるのであれば、その力はプラスとなり、自分に返ってきます。

 

逆に、人を妬み、忌み嫌うなど、世の中を憎んで、距離を置いている状況で、ダイヤモンドを身に付けると、その分だけ、マイナスの力が強くなり、さらに状況が悪化するなど、どんどん深みにはまっていきます。

 

人は誰でも成功したいと願うでしょう。でも、その思いが、私利私欲や他者への悪意といった『損得』だとしたら、その力は、よりネガティブな方向へと、ベクトルが向いていきます。

 

でも、世の中の役に立ちたい、人を救いたいという『尊徳』の気持ちを抱いている状態であれば、ダイヤモンドの力は、素晴らしい状況に、あなたを導いてくれます。

 

ダイヤモンドに関する歴史的な逸話には、悲惨なものが多いです。権力の象徴とされるダイヤモンドは、その所有権を巡って無数の戦いがあり、ダイヤモンドに関係した人物が全て死んだり、事故にあったりなど、多くの言い伝えが残っています。

 

でも、それは、ダイヤモンドに原因があるのではなく、ダイヤモンドを所有する人の心にあります。このことを忘れないようにしてください。

 

私の友人の体験談

私の友人に、結婚当初から小さなダイヤモンドの指輪を身につけている人がいました。結婚当初は、運気が強く、やることなすこと上手くいっていた夫婦です。

 

やがて歳月は流れ、お互いの価値感・性格の違いから、夫婦関係にズレが生じてきました。彼女は何とか改善しようと努力しましたが、なかなかうまくいかず、離婚する直前まで、いってしまいました。

 

それでも、愛の証であるダイヤモンドの指輪を、常に身に付けていましたが、ある時、彼女は、ダイヤモンドが『触媒』となって働くことがあるということを知り、マイナスになっているかもしれないと思い、外すことにしたそうです。

 

同時に、全ての宝石を自分から遠ざけるために、実家に一時的に預かってもらい、その状態で、しばらく様子を見ることにしました。

 

すると、不思議なことに夫婦間の話が増え、お互いにいらだつことが減ったそうです。その後、しばらくしてから、関係は改善したのですが、その状態で、ダイヤモンドを身につけるようにしてから、夫婦間の仲が、ますます良くなっていったそうです。

 

私は、この話を聞くことで、ダイヤモンドの持つ『触媒』の力を、より一層確信しました。

 

まとめ:ダイヤモンドが持つスピリチュアル的な意味合い

スピリチュアル的には、宝石には2つの力があると言われています。一つは『魔除け』、もう一つは『癒し』です。ダイヤモンドは、『美』と『守り』を表現し、決して誰にも負けない『精神力』を象徴しています。

 

そして、宝石は、それ自体が効力を発揮するというものではなく、人の念を増幅する『触媒』として働きます。所有者次第で、良い方向にも、悪い方向にも向かうことになるので、注意してください。