外反母趾のスピリチュアル的な意味

 

※このページを読まれる方へ
このページでは、外反母趾という症状を、スピリチュアル的な視点から見た時に、何を表現しているのか、その意味合いについて、まとめてあります。その内容については、嘘偽りなく、真摯にまとめていますが、一つの解釈に過ぎないという側面もあります。

 

自分の内面を変えることで、病気が改善することもありますが、同時に、科学的に効果的と認められている治療を受けることも重要です。病気をスピリチュアル的な視点だけで、解決しようとするのは、危険なので注意してください。

 

スピリチュアル的なことも意識しつつ、医学も活用するというのが、病気を直すうえでは、必要不可欠というのが、このサイトのスタンスです。

 

外反母趾というのは、命に関わるような重い症状ではありませんが、それでも、一歩間違うと、大事に至りかねないので、最初に、改めて強調させて頂きます。

 

我々の身体に起こる現象には、全て意味があるというのが、スピリチュアル的な解釈です。それは、重病や大きな怪我といったものだけでなく、ちょっとした切り傷なども、含まれます。これらは、神様からのお知らせ=メッセージなのです。

 

私たちは、お知らせを受けていることを知り、そのうえで、神様が何を伝えようとしているのか、そのメッセージの内容を解いていかねばなりません。(残念ながら、私達は神様からのメッセージを言葉で受け取ることが出来ないので、状況を見ながら、読み解いていく必要があります。)

 

メッセージの内容を正確に理解して対処すれば、その症状も消えていきますが、では、外反母趾という症状には、どんな意味があるのでしょうか。このページでは、外反母趾のスピリチュアル的な意味合いについて、考察していきます。

 

外反母趾とは?

外反母趾は、細かく言えば、幾つかの種類に分かれるのですが、共通する症状というのは、足の親指が小指側に変形するというものです。

 

親指の付け根に、コブのようなものが出来て、触ると痛みを生じるようになり、さらに酷くなると、親指と人差し指が重なるようになり、裸足で歩いている時にも、親指の間接に負担がかかり、曲げるだけで痛むようになります。

 

昔は、外反母趾は、ハイヒールや窮屈な靴による圧迫が、主な原因と考えられてきましたが、大きめの靴を履いている人も、同じ症状を起こすことから、足指の筋力の低下が原因とも、言われるようになってきています。

 

こういった症状があるということを踏まえて、外反母趾のスピリチュアル的な意味を見ていきます。

 

怒り

外反母趾というのは、スピリチュアル的には、『怒り』を表現する症状とされています。その怒りというのは、自分自身に対する怒りであることもあれば、他人に対する怒りでもありますが、いずれにしても、『完璧主義』というのが、キーワードになってきます。

 

もしかしたら、これだけでも、腑に落ちることがある人もいるかもしれませんが、もう少し詳しく、この怒りについて、見ていきましょう。

 

自分自身に対する怒り

自分自身に対する怒りとは、あなたが自分自身に対して抱いている不満であり、『こうして欲しい』という要求です。

 

『どうして、私はこんなことができないのだろう?』
『あの人と比べて、全く魅力的じゃない!』
『もっと、頭が良くなりたい』
『もっと、お金が稼げるようになりたい』
などなど・・・

 

これは要求であると同時に、自分を卑下する気持ちとも言えます。こういった気持ちを持つ人達の頭のなかには、常に、『なぜ?』、『どうして?』という問いが、渦巻いていますが、人の持つ感情というのは、本当に複雑で、自分ではコントロール出来ません。

 

あなたにも、経験があると思いますが、一度盛り上がった感情というのは、自然鎮火するのを待つしかないですよね。でも、怒りというのは、なかなか消えてくれません。モノによっては、一生涯付いてまわります。

 

外反母趾というのは、『このままだとあなたの精神が崩壊していまいますよ。今すぐに、この感情を捨てなさい。』というメッセージです。

 

足の指が変形するという症状は、このサインなので、自分が外反母趾になっていることを気付いた時には、あなたのなかにある怒りの気持ち=自分に対する不満・欲求を緩めることを、意識してください。

 

ちなみに、先ほど、キーワードとして挙げましたが、常に、自分に対して『こうすべき』という気持ちを持つ人は、『完璧主義』で、自分に対する要求水準が高すぎる傾向があるので、その水準を下げるだけでも、効果があります。

 

自分に対する不満というのは、同時に、自分に対する期待でもあるので、決して悪いことではなく、必ずしも手放さなければいけない=諦めなければいけない、というわけではないのですが、外反母趾のように、自分の体が傷つくまでになるのは、行き過ぎです。

 

期待過剰ということになり、それがストレスになってしまうわけです。度合いを緩めれば、むしろ、自分のやる気を高める良いツールになるので、使い方次第ということですね。そんなことを伝えてくれている、スピリチュアルの世界からのメッセージと捉えてください。

 

他人に対する怒り

他人に対する怒りというのは、他人を嫌うという意味ではなく、他人から抑制された経験を土台にして、心のなかにため込んだ怒りを指します。(幼少の頃の経験であるケースが多いのですが、大人になってからの経験が原因となることもあります。)

 

こうして溜まった怒りは、何処にも行くことができず、どんどんどん心を蝕んでいくので、自分に対する怒りと同じように、自己の精神の崩壊を招くことにつながります。

 

もし、あなたが、外反母趾に悩んでいるけど、でも、自分に対する怒りがあるとは思えないという時には、過去の記憶を辿ってみてください。

 

あなたは、しつけが厳しい家庭のなかで、育ってきたということはないでしょうか。しつけというのは、子供のことを想ってのことですし、実際に子供の成長に役立つ大切なことですが、これも行き過ぎると、ストレスになります。

 

このストレスが、心に溜まっていくと、ちょっとした服装の汚れや、部屋の汚れなどが気になるようになります。つまり、これも完璧主義ということで、自分に対する怒りと、同じところに行き着きます。ですから、解決策は一緒、自分の要求水準を緩めるということに尽きます。

 

完璧を求めないこと

ここまでの話を読んできて、自分が当てはまると思ったら、あなたは、外反母趾という症状を通じて、『考えを変える時期ですよ』という、スピリチュアルの世界からのメッセージを受け取っていると考えてください。

 

『完璧主義』というのは、自分自身で長年に渡って、構築してきた価値観なので、意識的に心を変えていくことをしないと、いつまでも、このままの状態が続きます。ですから、これから変えていこうという姿勢を持つように、心がけてください。

 

具体的には、良い意味で、大雑把に自分と付き合うようにするといいでしょう。上手くいかないことがあっても、『まっ、いっか? 』と自分自身を許すようにしてください。

 

もちろん、仕事などきちんとしないといけないこともありますが、もともと、あなたは、きちんと出来る人間です。むしろ、キチンとし過ぎていることが問題なのですから、どんどん、心を緩めていってください。

 

あと、あなたには、趣味があると思いますが、それに対しても、完璧を求めないことです。自分の味が出せれば合格といったくらいに、軽く付き合うのがベストです。

 

趣味というのは楽しみですから、楽しむことさえ出来れば、それでいいわけです。そんな感覚で、日常を過ごすようにしてみてください。