膝の痛みが意味するスピリチュアルメッセージ

 

高齢でも運動不足でもないのに、突然膝が痛くなるということがありますが、膝に限らず、普段は何ともないのに、突然の痛みや体調不良が起こった場合、それはスピリチュアル的に意味がある場合が多いのです。

 

こうした痛みや環境の変化は、『お知らせ』といい、神様が与えてくれたメッセージなのです。神様はこの痛みを通じて、あなたに解決すべき課題があることを伝えようとしています。そして、その課題を解決に取り組んでほしいと願っています。

 

同時に、こういったお知らせをもらうというのは、今が解決するにあたって、最も良いタイミングであるとも言えるので、メッセージが届いたら、すぐに行動を起こすことが、重要となります。(神様からも応援してもらえます。)

 

膝の痛み

スピリチュアル的に考えると、膝は『柔らかさ』を意味するとされており、膝の痛みは、この柔らかさが失われていることを意味しています。そして、この『柔らかさの消失』というのは、ほとんどが『考え方=想い』から、きています。

 

たとえば、あなたが右ひざに痛みを覚えたならば、それは、『私は正しい』と思って実行していることが、実は間違っているというメッセージです。つまり、『あなたは正しくないことをしている』ということですね。

 

一方、左ひざの痛みというのは、『私をかまってほしい』という思いがある場合に、起きることが多いです。つまりは、自分勝手、周りを見ていないということです。

 

もしかしたら、ここまで読んで気がついたかもしれませんが、左右の痛み、どちらも根幹的な部分では、共通する原因があります。それを一言で表現すれば、『視野狭窄』です。特定の考えに、頭がいっぱいになっている状態ですね。

 

視界が狭く、周りの声が聞こえていないような状態ですが、こういった時には、ほんの少しだけ、柔らかく物事を見るようにすれば、別の考え方が生まれたり、新しいアイデアが思いついたりするものです。

 

でも、頭が固まっているので、一つの方向でしか、見えていません。ですから、神様は、もう少し思考、考え方を変えましょうというメッセージを、送ってくれているわけです。

 

頑固で、他人のアドバイスに耳を貸さないという態度をとっている人の未来というのは、決して明るいものではありません。そんなことを続けていると、自分の周りから人が去っていきます。そして、最後には自分一人となり、孤独な人生を歩んでいくことになります。

 

膝の痛みを感じているのに、病院で診察を受けても、身体的には何も問題がないないと診断された場合、あるいは、治療を続けても、全く改善の兆しがない場合には、このことを意識して、自分が視野狭窄に陥っていないか、少し考えてみてください。

 

そして、思い当たることがあれば、周りの人の意見に、耳を傾けるようにしてください。パートナー、子供さん、職場の人間、友人、あらゆる人の意見が、今のあなたにとっては、貴重なメッセージとなります。

 

『イヤ、自分のことは自分がよく分かるから、人の意見をアテにしなくても大丈夫!』と思っている人もいるかもしれませんが、それはとんでもない自己欺瞞であり、誤解です。

 

そこに気付いてほしいからこそ、膝の痛みという症状を通じて、スピリチュアルの世界からメッセージが送られてきているわけです。そんな思いはまやかしなので、さっさと捨ててしまいましょう。

 

そして、他人から何かアドバイスを受けたら、それをすぐに行動に移してください。出来る範囲内で構わないので、必ず実行することが重要です。

 

ちなみに、膝の痛みは突然やってくるような印象を受けますが、これはあなたが今までやってきた行いのツケなのです。溜まりに溜まったものが、痛みとして現れたのが今の状態なので、このままにしておくと、これから、急激に悪化することになります。

 

決して、軽視せず、真剣に改善に取り組んでください。

 

『膝の痛み』が表現するスピリチュアルメッセージが、よくわかる私の友人の体験談

私の友人で、穏やかで優しく、誰にでも好かれる人がいます。彼は、家族にも優しく、妻や子供から慕われ、周りから見ても理想的な、最高の家庭を持っていました。

 

しかし、ある日、その彼の膝が、突然、痛み出したのです。病院で診てもらったら、関節痛ということで、薬をもらったのですが、なかなかよくならず、その場しのぎで痛みを取っているような状態がしばらく続きました。

 

でも、どうにも良くならないということで、私は相談を受けることになり、そこで、詳しく彼から話を聞くことにしました。

 

そうすると、今まで何も問題のないような家庭環境と思っていたのですが、実際は借金がかなりあることが分かったのです。彼は責任感の強さから、奥さんや子供に過保護すぎるぐらい、色々と経済的に甘やかしてきたのです。

 

金銭的なものは彼が管理していたので、奥さんは、家庭の経済状況について、全く知らない状態でした。そのことを聞いた私は、奥さんに事情を説明して、この問題を解決すべきだと、彼に伝えたのですが、彼は全く聞く耳を持とうともしませんでした。

 

この時、私は、確信しました。彼は一見穏やかに見えたのですが、内心は超の付くほどの頑固者だということが分かったのです。彼の膝の痛みはここから来ているのだと感じました。

 

私は彼ではなく、奥さんに話を持っていき、夫婦で話し合うようにアドバイスをしたのですが、数日後、彼から電話で、奥さんと、きちんと話をしたとの連絡を受けました。

 

結論としては、今後は、金銭的な問題を夫婦でやりくりするようにして、これ以上は、借金もしないということになったそうです。

 

元々、真面目な夫婦なので、その後は生活習慣を改めて、借金も順調に返済しているのですが、しばらくして、彼に、膝の痛みはどうか尋ねたところ、その時点において、すでに膝の痛みは無くなっていました。

 

頑固で、人の話に耳を傾けない性格だった彼が、奥さんの意見を聞き入れたことで、心に柔軟性を取り戻した結果なのだと思います。

 

このように、膝の痛みというのは、頑固さ、視野の狭さを意味します。もし、あなたが膝の痛みを感じたら、まずは、人の意見に耳を向けるようにしましょう。

 

そこで、痛みがおさまるようであれば、それは、柔軟な考え方をするようにという、スピリチュアルの世界からのメッセージだったということなので、今後も注意することです。