魚の目のスピリチュアル的な意味合い

 

私達が普段生活するうえで起こる現象の全てには、ある特定のスピリチュアルメッセージが込められているという視点に立って、このサイトでは、様々な現象別に、そのメッセージを紐解いていますが、このページでは、『魚の目』という現象について、見ていきます。

 

病気や怪我など、体に起こる変化というのは、メッセージ性が強いものが多いので、何らかの症状が現れた時には、注意すべきなのですが、この『魚の目』にも、大切な意味が隠されています。

 

魚の目は、簡単に根治しない症状

魚の目が出来た経験のある人はわかると思いますが、手足の皮膚の一部が固くなり、それが魚の目になりますよね?

 

摩擦や圧迫などが、その原因となりますが、ある日、突然痛み始めます。根本的な解決法としては、魚の目自体を除去する以外にはないのですが、除去出来る状態に持っていくまでにも、準備が必要であり、かつ、一定の時間も要します。

 

決して、大病というわけではないのですが、一度、痛みを発症したら、完治させるのは、なかなかやっかいです。これは、スピリチュアル的には、魚の目になった人には、根強い問題があるということを、意味しています。

 

魚の目というのは、将来に対する不安が反映されたもの

では、その問題というのは、何なのでしょうか。それは、将来に対する不安です。

 

魚の目の痛みとは、『ズキッ』、『チカッ』といったような感覚を伴い、その痛みから、動きが止まってしまいます。走ることは、もちろんのこと、歩くことも難しくなりますし、さらにひどくなると、靴すら履けない状態にすらなります。

 

そして、スピリチュアル的には、『足の歩み』とは、未来のことを指します。その歩みを止める魚の目が出来ると状態というのは、『未来への足止め』を意味していることになります。ただし、これは神様からのストップといったことではなく、自らストップをかけているという意味です。

 

もし、あなたの足に、魚の目が出来ているとしたら、何か不安に感じていることがあるはずです。金銭問題、家族、友人、仕事など、理由は様々ですが、もし、複数のことが思い浮かんだら、そのなかでも、最も、怖いと感じるものが対象となります。

 

その問題を直視して、キチンと向き合うこと、そして、その問題を解決するために、今できることに取り組んでいくことで、魚の目という症状は解消されていきます。

 

逆に言えば、魚の目の症状が改善されるかどうかで、自分が問題解決に向かっているかどうかを、知ることが出来ます。

 

そういった意味では、魚の目は、問題解決のバロメーターとも言えます。魚の目が出来たら、不安を感じるような大きな問題を抱えており、その問題の解決に向かうタイミングであると、捉えてください。

 

管理人の体験談

私が高校生の頃、左足の薬指に、魚の目が出来たことがあります。つまり、将来に対する不安を感じていたということですが、その頃の悩みと言えば、大学進学でした。私が通っていた学校は、いわゆる進学校とは違い、就職をメインにする高校でした。

 

私は、どうしても大学へ進学したかったのですが、その環境を気にし過ぎて、漠然と不安に駆られていました。大人になった今、振り返ってみると、『そんな小さな悩みはどうでもよかったなぁ』と思いますが、経験値の無い子供の思考とは、こういったものです。

 

ちなみに、その後、高校のことは無視して、予備校に通いながら、あとは独学で頑張っていこうと決心して、受験勉強に取り組むようになったのですが、そんなふうに迷いがなくなったら、魚の目は、だんだん良くなり、最後は、自分も気がつかないうちに、治っていました。

 

私は周りに依存する癖があり、不安定な状態に置かれると、心もフラフラしてしまうのですが、魚の目は、こうした心の不安の現れだったんだと思います。

 

その後も、数回、魚の目が出来たことはありますが、その都度、自分の課題に向き合うタイミングだと捉えて、問題解決に取り組んできました。

 

私達は、様々なメッセージを、スピリチュアルの世界から受け取っていますが、私にとっては、魚の目は、そのなかでも、とても大切なメッセージの一つとなっています。

 

まとめ

魚の目のメッセージは、『自らの未来を止めない』ということです。魚の目に悩まされるようになったら、自分が将来に対して、最も不安を感じていることは何か、そして、その不安を解消するために、具体的な行動を取るとしたら、どんなことがあるのか、考えてみてください。

 

  • 老後が心配→お金に対する不安→お金を稼ぐ方法を学ぶ
  • 老後が心配→体・健康に対する不安→運動、食事に意識を払う

 

これは一例にすぎませんが、こんなふうに考えていけば、あなたが持つ悩みを解決する方法が見えてくるはずなので、その方法を明確にしたうえで、実践していきましょう。そうすれば、魚の目は快復に向かうはずです。

 

(行動に移すことが、重要です。考えているだけではダメなので、そこは勘違いしないようにしてください。)