火傷のスピリチュアル的な意味合い

 

怪我や病気には、スピリチュアル的なメッセージが込められている可能性が高く、実際に遭遇した時には、その意味を汲み取ろうとする意識を持つことが重要です。

 

もちろん、同じ怪我・病気でも、スピリチュアルとは全く関係がないこともあるのですが、でも、スピリチュアルに対する意識が高い人の場合、『もしかしたら・・・』と、考察してみるのは、自分を振り返る良い機会となるでしょう。

 

このページでは、『火傷』という現象をテーマに、この症状が意味するスピリチュアルメッセージについて、お伝えしていきますので、参考にしてください。

 

火傷は、攻撃性を象徴するもの

結論から言えば、火傷は『攻撃性』を示しています。あなたが、自分自身に対して、もしくは周りの人達に対して、攻撃する気持ちを持っていると、火傷になることがあります。

 

(自分も含めて)、誰かを攻撃すると、あなたの心は痛みますが、その痛みが火傷を引き起こします。そうすることで、現実の痛みを感じさせて、自分では気付いていない、心の奥にある気持ちに気付かせようとする、スピリチュアルの世界からのメッセージです。

 

これが、火傷が意味するものですが、どこに火傷を負うかによっても、メッセージの内容が違ってきますので、身体の部位ごとに、どんな意味があるのか、見ていきます。

 

腕の火傷

右腕の火傷は、『自分が世の中にとって、あまり役立っていないのではないか?』と心のなかで、考えていることを意味しています。

 

自分には価値がないと責めている、ということですが、この火傷には、『自分自身の能力を過小評価していますよ』というメッセージが含まれています。

 

つまり、『本当は、もっと価値がありますよ』ということなので、右腕に火傷を負った時には、冷静に、自分の価値を考え直してみましょう。あなたが思っているよりも、もっと高いはずです。

 

一方、左手の火傷というのは、人に頼ることが出来ない。周りの人の親切を受け入れることが出来ないなどのメッセージを含んでいます。

 

これは、心の持ちようで変わることないので、考えを変えることです。心を広くして、素直に物事を受け入れることを意識してください。

 

手の火傷

次に手の火傷ですが、一つ一つの指に、個別のメッセージが含まれているので、順を追って説明していきます。

親指

まず親指ですが、これは、一生懸命、努力しているけど、結果が出ないことを、自分の責任と捉えて、自分自身を責めていることを意味します。

 

努力をしているにも関わらず、停滞してしまっている状態ですが、親指に火傷が出来るというのは、決して、それはあなた自身の問題ではなく、ほかに原因があるので、それを探るべきという、スピリチュアルメッセージです。

 

上手くいっていない原因を突き止めましょうということですが、これは決して、自分を甘やかすということではなく、むしろ、原因解明をせずに、自分に責任を押しつけているという、自分自身の怠慢さを示すものです。

人差し指

人差し指は、自意識過剰の傾向があることを、意味しています。特に、人の上に立とう、人より優位になろうとしている時に、火傷を負いがちです。

 

(他人よりも自分のほうが、知識がある、あるいは能力があると、見せたいといいことです。)

 

そして、火傷を負った時には、あなた自身、心の中で、そのことに気付いていて、そんな自分を嫌だなと思っているはずです。

 

でも、態度を変えられない。そんな状態ですが、それを改めようというのは、人差し指の火傷に込められた、スピリチュアルメッセージです。

中指

中指に関しては、とにかく自己否定です。自分の存在自体が許せない!といった極端な感情で自己を攻めたてています。

薬指・小指

薬指の火傷は、恋愛関係で上手くいかず、その原因が自分にあると考えて、自分の心を責めている時に起こります。

 

小指の火傷は、考えが狭くなって良い考えが出なくて、そのことに対して、自分を否定している時に起こります。

 

いずれも、その考え自体が間違いで、否定することは止めようというメッセージです。本当に、自分に責められるだけの原因があるのか、心を落ち着けて、冷静に考えてみてください。決して、そんなことはないはずです。

 

顔の火傷

顔の火傷というのも、自分を認めていないことを意味しています。ただし、腕や手の火傷のほうが、メッセージ性が強く、かつ緊急性が高いので、顔の火傷というのは、重要性という点では、下ということになります。

 

(逆のように思えるかもしれませんが、そうではないので、勘違いしないように注意してください。)

 

足の火傷

足の火傷というのは、目的や目標がない自分自身に対して、苛立ちを覚えている時に起こるものです。

 

  • やりたいことが見つからないと、不安を抱えている
  • やりたいことはあるけど、失敗することを恐れて、具体的な行動を取ることが出来ない

 

こんな人が、足に火傷を負いがちです。この時のポイントは『行動』にあるので、何でもいいので、今の自分に出来ることを実行してください。

 

やりたいことがあれば、そこに少しでも辿り着けることを、やりたいことが分からないという人は、掃除でも勉強でも、何でもいいので、今、自分がやるべきと、素直に感じることを、実行してみることです。

 

まとめ)火傷という現象が伝えようとしている、スピリチュアルメッセージ

火傷というのは、誤った否定をしているので、それを改めようという、スピリチュアルの世界からのメッセージです。

 

もし、あなたが火傷になったとしたら、対象が自分であれ、他人であれ、何かを責めているけど、その行為は、間違っているということです。その過ちに気付いて、自分の考えや行動を改めるようにしましょう。