私たちの周りに起こる様々な現象には、スピリチュアルの世界からのメッセージが込められています。その現象を通して、私たちに何かを伝えようとしており、偶然に思える現象も、実は必然であり、その場所、行動など、全てに意味があるのです。
そのメッセージを受け取った、私達は内容を理解して、適切な行動を取ることで、自分の人生を、より実りあるものに出来ます。
このサイト『スピリチュアル探求ブログ』では、そのスタンスのもとに、様々な現象に焦点を当てて、それらの現象が持つ意味を、お伝えしていますが、このページでは『夏至』に関する、スピリチュアル的な意味合いについて、考察していきます。
夏至には、陽のエネルギーがある
日本には四季があり、それぞれに美しい風景を私たちに見せてくれます。イメージとして、春は柔らかい、夏は激しい、秋は涼しい、冬は厳しいといった感覚が私達日本人には染み付いていますが、この感覚はスピリチュアル的にも、当てはまります。
夏至は、陽のエネルギーを持っている季節です。私たち人間や動物、全ての生物の根幹となるのが、『太陽のエネルギー』ですが、夏至は、この太陽が一番長くなる季節であり、そのエネルギーが、最も多く注がれます。
太陽は元々、陽のエネルギーの塊ですが、夏至は、この陽エネルギーが、最も強くなることを意味しています。夏至の日は6月21日ですが、春からその日にかけて、エネルギーが増大していき、夏至を越えると、次第に減少していきます。
減少していきながら、陰エネルギーの秋、冬へと移っていくのですが、ここで誤解があるかもしれないので、陰のエネルギーについて、補足説明をします。
陰という言葉を耳にすると、悪いイメージを想像してしまうかもしれませんが、決して悪いものではなく、この世界になくてはならないエネルギーです。
厳しい環境を耐えることで、綺麗な花が咲くように、陰エネルギーと陽エネルギーは、お互いにバランスを保ちながら存在しています。私たち人間からすると、辛い、厳しいといった感覚になるかもしれませんが、それも生きるうえでは、欠かせないものです。
ちなみに、陽のエネルギーと言うと、何やら、もの凄い暑さを想像してしまうかもしれませんが、日本の場合、梅雨の時期と重なるので、そう暑さは感じません。むしろ体感として暑いと感じるのは、夏至が終わってからでしょう。
夏至の日までやるべきこと
太陽からの陽エネルギーの恩恵を受けるには、やはり、太陽を浴びることが必要ですが、単純に日光浴をすれば良いというものではなく、上手く体に取り入れるためには、『心の落ち着き』が重要となってきます。
1日の生活の中で、一番心が落ち着く時間は、何と言っても朝ですが、朝の太陽のパワーは、1日の中でも最も強いと言われ、朝一に太陽の光を浴びることが、エネルギーを取り入れる、最良の方法となります。
これを春先から続けてみてください。体の体調が良くなりますし、仕事など、物事がスムーズにいくはずです。
夏至の日にやること
6月21日の夏至の日ですが、最もエネルギーが強いこの日は、あなたの希望や願望を叶えるための力を頂ける日となります。
もし、あなたに実現したい夢・目標があれば、夏至の朝には、『その夢を実現するためには、どんなことをやればいいのか』と考えながら、太陽の光を浴びてください。
太陽の陽エネルギーは、その夢を叶えるためのエネルギーへと変わるので、実現に向けたパワーをもらえます。
でも、ここで勘違いしてはいけませんが、エネルギーを浴びたからと言って、それで願いが叶うというわけではありません。
全ては、その後のあなたの行動にかかっています。いくら良いエネルギーを持っていても、行動しなければ何もなりません。その夢の実現に向けて、行動してください。
逆に言えば、行動するだけで、実現する可能性が高まります。あなたの体の中には、エネルギーが溢れており、動き出せば、良い方向に向かって、どんどん加速していくので、このタイミングを逃さず、行動に移してください。
神社などのパワースポットに行ってみる
春分の日が1年の始まりで、3ヶ月ごとに、夏至、秋分、冬至と変化していきますが、この4つの日はそれぞれのエネルギーの転換期で、スピリチュアル的にも重要な日になります。
こうした節目の日は、神社、仏閣など、パワースポットと言われる場所に行き、願い事を立てると目標の達成が早くなると言われています。
私の友人の体験談
私の友人で、神社が好きで、毎月のように参拝する人がいます。その時には、彼は、周りの人々と同じように、願い事をしたりしていたのですが、実際には、願い事が実現するといったことは、それほど気にしておらず、神社の雰囲気や空気感が好きで通っていたようです。
でも、参拝を続けることで、彼の人生は、どんどん好転するようになりました。参拝する前は、彼の職場環境や人間関係は、あまり良いものではなく、上司とのトラブルや同僚との食い違いなどで、ストレスが溜まるような状態だったそうです。
そういったストレスを、少しでも解消出来ればという気持ちもあって、癒しを求めて神社に行っていたのですが、参拝を数年続けたところ、苦手だった上司がいなくなる、同僚とのチームワークが取れるようになるといった感じで、どんどん良いことが起こるようになりました。
それで、その経緯を振り返ってもらうと、春分、夏至、秋分、冬至といった人に、神社の参拝をした後に、物事が急激に変わることが多かったようです。(彼は、日記を書いていたので、変化が詳細に分かりました。)
もちろん、これは、節目の日に、参拝することで、太陽のエネルギーをもらったということですが、同時に、通い続けていることで、常日頃から、良いエネルギーを浴びていたということもあると思います。
仮に、夏至の時だけ参拝する、秋分の時だけ参拝するといったことだと、ここまで、劇的な変化はなかったと思います。小さな積み重ねが、大きな違いを生み出すということですね。
夏至の日に注意すること
夏至の日は太陽の光が一番長くなる日であるにもかかわらず、人によっては『眠い』、『だるい』といった症状に悩まされることがありますが、この原因は太陽の物理的な現象であり、スピリチュアルとは、関係がありません。
太陽には、『太陽フレア』と言われる爆発現象が起きています。小さいものは毎日発生していて、我々人間が感じることはありませんが、夏至の日は、この爆発が大きくなり、そのエネルギーが、私たちにも、注がれます。
その影響として、睡魔が襲ってくるというわけですが、爆発の量によっては、眠さだけでなく、『下痢』などの症状が出ることがあります。でも、これらは、スピリチュアル的なことではないので、安心してください。
夏至のスピリチュアル的な意味合いのまとめ
夏至は、自分の中にあるマイナスの要因や外部からの悪影響を浄化して、新しいあなたに生まれ変わるエネルギーを頂くことが出来る日です。
夏至の日の過ごし方次第で、あなたの今後の人生が大きく変わるかもしれないので、どんなふうに過ごしていけばいいのか、自分の成長のためには、どんなことに注意すればいいのか、事前に考えておくことを、オススメします。