癌(がん)のスピリチュアル的な意味合い

 

※このページを読まれる方へ
このページでは、癌という症状について、スピリチュアル的な視点から見た時に、何を表現しているのか、その意味合いについて、まとめてあります。その内容については、嘘偽りなく、真摯にまとめていますが、一つの解釈に過ぎないという側面もあります。

 

自分の内面を変えることで、病気が改善することもありますが、同時に、科学的に効果的と認められている治療を受けることも重要です。病気をスピリチュアル的な視点だけで、解決しようとするのは、危険なので注意してください。

 

スピリチュアル的なことも意識しつつ、医学も活用するというのが、病気を直すうえでは、必要不可欠というのが、このサイトのスタンスですが、癌というのは、あらゆる病気のなかでも、人間の生命を左右しかねない、極めて重篤な症状であり、対応を間違えると、それこそ、命の問題となってきます。

 

そのため、医学的治療も極めて重要ということを、最初に、改めて強調させて頂きます。

 

また、最初にお断りしておきますが、このページでは、決して『スピリチュアルの力を使って、癌を治す』といった類の話は一切しません。スピリチュアルで治すという考え方自体、極めて危険な思考なので、注意してください。

 

決して、医学が万能とは言いませんが、同じように、スピリチュアルが全ての問題を解決出来るわけではありません。医学とスピリチュアル、双方の視点をうまく取り入れて、対処するのが、最良の道と考えてください。

 

前置きが長くなりましたが、ここからは本題になります↓

 

私たちの身の回りに起こる出来事というのを、スピリチュアル的な視点で見ると、見えない世界からのメッセージであり、そのメッセージを受け取った私たちは、その意味を正確に理解したうえで、適切に対処していく必要があります。

 

このサイト『スピリチュアル探求ブログ』は、このスタンスのもとに、様々な現象をテーマにして、その現象に込められた、スピリチュアルメッセージの内容を考察していますが、このページのテーマは、癌(がん)です。

 

病気というのは、私たちの身体に、直接的な影響を及ぼす現象であり、そこに込められたメッセージというのは、重要なものであるケースが多いです。

 

癌(がん)というのは、病気のなかでも、人間の命そのものに影響を与える大きな事象であり、そこには、極めて強いメッセージが存在するので、スピリチュアル的な視点から見ると、その内容を理解することは、絶対にやらなければいけないことです。

 

体のどの部位に、癌が出来るかによっても、メッセージの内容が異なるので、このページでは、症状別に見ていきます。

 

胃癌のスピリチュアル的な意味合い

胃癌の意味は、『欲求不満』です。そして、この不満というのは、自分で計画したものや行動が、満足のいく結果をもたらさなかったという不満を指します。

 

仕事、家庭問題、人間関係など、様々な要因が考えられますが、総じて、自分自身を非難するストレスが関係しています。

 

ですから、胃がんが出来た人は、自分自身を責めている、自責の念が強くなっていないか、自分自身を振り返って、思い当たることがあれば、自分を責めることを止めてください。

 

状況によっては、いきなり、ゼロにするのが難しいというケースもあると思いますが、その時には、出来る範囲内で、少しでも、責める心を和らげるようにしてください。

 

これは、違う言い方をすれば、結果を出せない自分を受け入れるということにもなります。自分を拒否する心が、胃がんの原因となるので、自分を受容することを、心がけてください。

 

肺癌のスピリチュアル的な意味合い

肺癌の意味は『諦め』です。以前はチャレンジ精神が旺盛だったにも関わらず、世の中のシガラミなどで、自分の願いを実現することが出来ないと、感じてしまっている状態です。

 

かなりの長期間に渡って、このような思考が続くと、陽のエネルギーが身体を巡らないようになり、その影響が、肺や心臓に現れることがあります。肺がんというのも、その結果の一つです。

 

ですから、もう一度、チャレンジする心を取り戻すことが、状況を好転させるためのヒントです。今の自分に出来ることからでいいので、前向きな心で、物事に取り組んでみてください。

 

食道癌のスピリチュアル的な意味合い

食道は食べ物が通る道です。食べるという行為は、エネルギーを生み出す行為ですから、食道というのは、未来へ向かう力を生み出す道とも言えます。

 

この食道に出来る癌の意味は、未来へ進むことが出来なくなったということです。新しいことを生み出す力を作れなくなってしまったという意味でもありますが、その原因は、自分の古い考えに固執して、新しい考えを受け入れられないことにあります。

 

変化を拒否する態度ということですが、これが食道癌の意味するところなので、心と頭を柔らかくして、物事を多面的に見るようにしてください。そうすることで、新しいことを受け入れられるようになれば、未来が開けてきます。

 

咽頭癌のスピリチュアル的な意味合い

咽頭癌の意味は『孤独』です。自分の思いを人に伝えることが出来ず、そのことで、自分自身が苦しんでいる状態を意味します。

 

はじめは、他人ともコミュニケーションが取れていたのに、何らかのきっかけで、自分を否定されたと感じ、そこから自己を抑えるようになってしまっている状態です。

 

他人と付き合うよりも、孤独のほうが楽だと思うようになり、長い間、一人になる道を選んだ結果というのが、咽頭癌という症状となるので、人との交流の素晴らしさを思い出すことが、好転のキッカケとなります。

 

大腸癌のスピリチュアル的な意味合い

大腸癌の意味は、『自信喪失』です。日ごろから自分に対して自信が無く、誰かが、そばにいないと不安でたまらないといった状態です。

 

何かあれば、頼れる人を探すといった他力本願が根っこにあります。(人でなく、動物やモノに依存するというケースもあります。)

 

あるいは、手に入れたものを手放すことが出来ないといった状態にあることも、大腸がんのメッセージです。

 

肝臓癌のスピリチュアル的な意味合い

肝臓癌は、喜怒哀楽の『怒と哀』に関係があります。これらの気持ちを自分のなかに抑え込んで、無理に平常心を保ってきたような状態です。

 

もしかしたら、自分でも気付かないぐらいになっているかもしれませんが、それが見える形で、肝臓に現れてきたのが、肝臓がんなので、この感情を素直に表現することを心がけてください。

 

あまりにも押さえ込み続けてきた結果、怒りと哀情を感じるセンサーがさび付いてしまっている可能性もあるので、これらの感情を感じ取ろうとする気持ちも大切です。

 

甲状腺癌のスピリチュアル的な意味

甲状腺癌の意味は『自己犠牲』です。自分を犠牲にしてまで、懸命に働いたり、他人につくしていたりすると、甲状腺にトラブルが出てしまうようになります。

 

周りの人を思いやるというのは、本来、素晴らしい行為であり、実際に、こういったトラブルを抱える人には、優しい性格の人や努力家が多いのですが、それが行き過ぎて、自分の力が無くなってしまったので、癌という形で、メッセージが届いたということです。

 

こういった状態にある人は、自分を大切する気持ちを持つことが重要です。

 

脳腫瘍のスピリチュアル的な意味

脳腫瘍の意味は、『自己否定』です。自分の性格が本当に嫌でたまらない、自分自身に価値があると思えない、自分は死んだほうがマシなのではといった考え方を、持ち続けている状態です。

 

こういった状態になる要因は様々ですが、実は、小さいころから繊細で、他人の言葉に敏感だった人が、周りの環境のせいで、自分を否定するようになるというケースが、非常に多いです。

 

ですから、少しずつ、出来る範囲内で、自分の良さや長所を探して認めることを、心がけてください。こうやって、自分を大切することで、状況が好転していきます。

 

すい臓癌のスピリチュアル的意味

すい臓癌の意味は『目的が見つからない』ことです。自分が本当にやりたいことが見つけられず、長い間、生きてきたといった状態です。

 

目的が無いため、頑張るという概念を持てない思考にパターンになってしまっていますが、その原因には、目的というものを、極めて重く考えていることがあります。

 

人生の目的と考えると、そう簡単に見つかりません。こういった状態にある人は、今日1日の目標、目の前の喜びなど、小さなことに目を向けて取り組む必要があります。

 

小さなことを大切に出来ない人が、大きなことを成し遂げることは出来ません。すい臓癌というトラブルを抱えている背景には、大きなことに目を向けすぎているという可能性があるので、小さなことにも、目を向けるようにしてください。

 

乳癌のスピリチュアル的意味

乳癌の意味は『愛』です。乳癌を患う人には、優しく、人々に愛を注いでいた人が多いのですが、その反面、自分でも愛されたいという欲求が強く、どうすれば愛されるのだろうと、考え込む傾向もあります。

 

自己愛が強すぎる状態ですが、そこには、自分で自分を愛していないという背景があります。自分を愛している人は、他人からの愛情を、病的に求めることはありません。

 

ですから、自分自身を愛することを心がけてください。(ちなみに、自分を愛するというのは、今の自分を、ありのままで受け入れるということです。このままでいいんだということを、思い出してください。)

 

卵巣癌のスピリチュアル的意味

卵巣癌も『自己否定』です。卵巣というのは、女性にしかない器官=女性性を端的に表現するものですから、自分が女性であることを否定しているというメッセージとなります。上手くいかないことに関して、女性であることが原因だと考える人達です。

 

男性に負けたくないという強すぎる対抗意識を持っているケースも多いのですが、いずれにしても、女性である自分自身を受け入れられないことが原因なので、受容というのが、物事を変えるキーワードとなります。

 

膀胱癌のスピリチュアル的な意味

膀胱癌の意味は『欲求不満』です。周りに過度の期待を寄せるばかりで、自分では何もしない。そうして出た結果に不満を募らせるといった心理状態が続くと、膀胱にトラブルが現れます。

 

ですから、この状態にある人が取り組むべきことは、自己責任で物事に取り組むという姿勢を持てるようにすることです。

 

こういった状態にある人は、自分に自信を持てなくて、行動を避けているケースが多いのですが、これは卵と鶏のような関係で、行動を避けているからこそ、自信が生まれません。

 

ですから、小さなことからでいいので、具体的な行動を起こすようにしてください。それを続けることで、自信が生まれて、だんだん大きな行動が取れるようになります。

 

皮膚癌のスピリチュアル的な意味

皮膚癌の意味は、『他人を気にし過ぎる』という意味です。他人からどう思われているのかが、気になり過ぎるあまり、人の目を覗いながら生活する状態が続くと、皮膚にトラブルが起きるようになります。

 

その究極の状態が、皮膚癌ということになりますが、この状態を変えるためのヒントは、心の視点を自分に取り戻すということです。ささいなことでいいので、自分の心の赴くままに、行動してみてください。

 

まとめ)癌のスピリチュアルメッセージ

ここまで、症状別に、癌という症状が意味するスピリチュアルメッセージについて、考察してきましたが、いずれも、解決すべき問題があることを示唆しています。

 

ですから、解決に取り組む必要がありますが、癌になるというのは、解決すべき問題が重篤化している状態なので、そう簡単にはうまくいきません。

 

問題が分かったとしても、何をどうすればいいのか分からない、解決出来るとは到底、イメージ出来ないと感じる人が多いと思いますが、ここで重要なことは、『小さな一歩』です。

 

今の自分に出来る小さなことを実践することが、状況を変えます。癌になってしまうというのは、やるべきことを全くしていなかったまま、過ごしてきた結果とも言えるので、小さなことでも、劇的な変化を生み出す可能性もあります。

 

ですから、小さな行動を積み重ねていってください。その姿勢を続けていけば、何かしらの明るい兆しが生まれてきますし、そうなれば、続ける勇気、エネルギーも出てくるので、地道に取り組んでみてください。

 

ちなみに、一つのことを3週間続けると、自分を変えることが出来るというのは、スピリチュアルの世界では、古くから言われているので、まずは3週間だけ、頑張ってみることを目標にすると、いいでしょう。