引き寄せの法則に関連する本でもあったかもしれませんが、願望実現をイメージする時には細かいことは気にしなくていいという話があります。
たとえば、月収を100万円にしたい。でも、今の自分の収入は30万円で、どうすれば100万円にすることができるのかサッパリ分からない。
こんな時に、無理に方法論について考える必要はないということですが、私自身、このことについては身をもって経験しています。
私は目標・願望を紙に書き出すことを習慣しています。願望実現リストですね。
紙に書いたことは実現するということで、随時100個ぐらいはリストアップするようにしています。1個実現したことがあれば、1個付け足して、必ず100個はキープするようにしています。
元来が欲張りな性格なこともあり、『どうせ紙に書くだけなんだから、とりあえず書きだしておけ』という感じで、思いついたことがあったら、とりあえず書いています。
実現したことには取り消し線を上書きして、一目で分かるようにしています。
こんな感じです↓
※内容を見せるのは恥ずかしいので、わざと小さくしています(;^_^
先ほど、改めて数えてみたのですが、4割近くの願望が実現しています。なかなかのものです。
それで本題ですが、実現した願望のなかには、思いも寄らぬ形で達成したものが少なくありません。自分の想像の範疇を遙かに超えていて、笑ってしまうぐらいです。
そのなかで、二つほど印象的な例をご紹介します。
思わぬ形で実現した願望
私にとって、最も感慨深いことで、何度振り返っても、その都度、『この世には神がいる』と思ってしまうことがあります。
それは仕事に関する願望です。
私は子供の頃から、自分の好きなことをやりながら、自由気ままに暮らしたいという夢を抱えていました。今風に表現すれば、『自由なお金と時間を手に入れる』ですね。
楽しく仕事して、いっぱいお金を稼ぐ。そのお金を使って、好きな時に好きなことをする。そんなライフスタイルを実現したいと思っていました。
そのためには、サラリーマンではダメと思っていて、漠然とではありますが、独立して何かするということを考えていました。
これは大人になってからも一緒で、大学を卒業する時にも、就職するという選択はしませんでした。この頃には、『こんな事業を立ち上げればイケルのでは』と事業プランについて考えることもしていました。
それで、私は今年40歳。子供の頃に描いた夢に近い生活をしています。その土台となっているのが、自分で事業を行っていることです。詳しい内容は控えさせて頂きますが、インターネットがあるからこそ出来ることです。
一言でいえばインターネットビジネスです。(かなり大雑把な言い方ですが・・・)
そして、ここからが面白いのですが、私が独立して成功したいと思い始めた頃、世の中にはインターネットというものが存在していませんでした。
パソコンについても同様で、パソコンという機械自体はありましたが、フロッピーディスクを利用していた時代で、今のように誰でも使うようなツールではありませんでした。
私が子供の頃に、『誰でも普通にパソコンを使う時代が来る』といっても、信じる人がどれくらいいたか微妙です。
それで、この話がどういうことかと言うと、私が独立するという願望を持った時に、達成する手段を考えること(予測すること)は不可能だったということです。
当時、インターネットは存在していなかったのですから、当たり前です。
わかりにくい話でしょうか?
違う言い方をすると、こんな感じです。
私は今でも仕事に対する願望があります。新しい事業を立ち上げで成功させたいと思っていますし、そうやって自分の収入を上げたいと思っています。
でも、それは今現在において、思いもつかないような事業で実現するのかもしれないということです。
たとえば、10年後ぐらいに、今の科学では想像も出来ないような技術革新が起きて、海水から石油を精製する技術が開発されて、そんな会社を経営しているかもしれないといったことです。
現時点では、現実味のないバカげた話ですが、私の子供の頃のインターネットも、まさにそんな感じです。30年前にインターネットの話をしても、誰も信じなかったと思います。
願望を実現する時って、こんなことが起きるということです。
もう一つ、これはちょっと小ネタなのですが、イメージしやすいと思うのでお話します。
去年の話なのですが、今の妻と付き合いだした時、お互いにマンション物件好きなので(なぜか賃貸好きです)、『こんな部屋に住んで、こんな生活が出来たらいいね』といったような話をしていました。
それで、色々とみていて、こんな部屋に住みたいなという物件がありました。家賃は25万円。
家賃はまだしも、敷金、礼金が2ヶ月ずつに手数料、前家賃とあって、最初に6ヶ月分の費用がかかります。全部で150万円です。
これは大きな額なので、『部屋を借りる時の初期費用を手に入れる』といった願望実現リストに付け加えました。
要は150万円ぐらいの臨時収入が欲しいなということだったのですが・・・・
本当に面白いのですが、実現してしまいました。しかも、自分の想像とは違った形で!
まず、その部屋の要件が変わって、敷金が3ヶ月になるかわりに礼金がなくなりました。さらに前家賃もなくなり、それどころかフリーレントがついて、1ヶ月分、家賃が無料になりました。
そして、妻が働いている企業では、社宅ということで会社が契約すれば、敷金と手数料は肩代わりしてくれるという福利厚生があり、これらもゼロで済みました。
結局、初期費用で1円も払わず、それどころか家賃が1ヶ月無料になってしまいました^^
こうやって書くとマンガのような話ですが実話です。
ちなみに、私は正社員として勤務した経験がないので、会社が敷金を払ってくれるなんてことは全く知りませんでしたし、そもそも今の時代、それだけの福利厚生が用意されるというのは、かなり特殊なケースだと思います。
しかも自分達で払わなければいけない礼金は、なぜかなくなるという・・・
ここまでくると笑い話ですね。
願望実現のhow toは気にしない
こんな経験があるので、私は願望実現の方法論は気にしないようにしています。『細かいことは神様にお任せ!』という心境です。
本当に、自分では考えつかない形で実現しているので、願望実現の計画を立てるプランナーとしては、自分は才能がないと思っています(;^_^
先ほどのマンションの話でいえば、初期費用をゼロにする手段はいくらでもあるのに、私はその分の現金を手に入れるという手段しか思いつきませんでした。
神様のほうが遙かにアイデアマンです^^
私は到底勝てないので、お任せの心境です。
ただ、何でもかんでも任せればいいのかというと、それも違うと思っています。
これは間違っているかもしれませんが、私のなかでは神様に願望を実現してもらうには、毎日一生懸命に生きることが条件だと考えています。
収入をあげたいのであれば、とりあえず自分が思いつくことでいいので、そのために今出来ることに精一杯取り組む。
そうやって毎日過ごしている人の願望だけ、神様は実現してくれる。そんなふうに思っています。ぐうたら怠けている人間の願望を叶えることはしないということです。
これはスピリチュアル的には間違った考えかもしれません。神様がえこひいきをすることはないので。
でも、自分のなかではシックリくることであり、そのため毎日、出来ることを行うようにしています。
こうやって努力しているほうが、充実して楽しいからということもありますが、とりあえず自分は自分なりに精一杯やって、あとは神様にお任せです。
人事を尽くして天命を待つ
これが無理のない願望実現のプロセスなのではと思います。