風邪のスピリチュアル的な意味合い

 

私たちが病気になったり、怪我をしたりした場合、そこには、見えない存在からのメッセージが込められているというのが、スピリチュアル的な解釈です。

 

そのメッセージには、未来へつながる大切な意味が込められており、その内容を理解するか、しないかで、その人の将来が、大きく変わってきます。

 

このサイト『スピリチュアル探求ブログ』は、このスタンスのもとに、様々なテーマ別に、そこに込められたスピリチュアル的な意味合いについて、考察していますが、このページでは、『風邪』という病気に込められた、スピリチュアルメッセージを読み解いていきます。

 

ちなみに、一言で風邪といっても、具体的な症状は様々です。そして、その症状によって、その人にもたらされているメッセージの内容も違ってくるので、症状別に見ていきます。

 

喉からくる風邪とは?

まずは、喉の風邪からです。喉の風邪というのは、微生物が感染することで引き起こされる病気で、その微生物は数百におよび、特定することは困難とされていますが、スピリチュアル的に見ると、風に漂う邪気やマイナスエネルギーを体内に取り入れた結果として、風邪をひくと解釈します。

 

では、どうして、こういった邪気やマイナスのエネルギーが引き寄せられたのかというと、あなたの言動に原因があり、それをストップさせようとしているからです。

 

そして、その原因となる言動というのは、具体的に言えば、他者に対する攻撃性です。風邪をひき始めて、喉に痛みを感じた時の、あなたの言動を振り返ると、少しばかり他人に対して、攻撃的な意識を持ってはいなかったでしょうか?

 

たとえ、声に出さないにしても、心の中で、人のことを恨んだり、妬んだりといったことでも、同じです。これも、他者に対する攻撃です。

 

もし、心当たりがあるならば、自分を見つめ直してください。攻撃性が高まる時というのは、あなた自身の思考が、マイナスに向かっている状態でもありますが、その事実に気付いて認めれば、それだけで、エネルギーの波動が変わり、良い方向に向かいます。

 

※補足
スピリチュアル的に言えば、気付くということ=真実に対する気づきは、非常に大きなことです。大半のトラブルは、現実から目をそらしていることに起因するので、ありのままを見て受け入れることが、物事を好転させる第一歩です。

 

鼻からくる風邪とは?

次に、鼻づまりや鼻水など、鼻に症状が現れた風邪、いわゆる鼻風邪についてです。鼻というのは、スピリチュアル的には、過去と今をつなぐ存在です。

 

ここから、鼻づまりというのは、過去の思いが、いつまでもあなたの中にとどまっていて、前に進むことが出来ない状態を意味すると、されています。

 

そして、鼻水には、『水に流しなさい』というスピリチュアルメッセージが含まれています。過去のシガラミというのは、そう簡単に解決することではありませんが、こういった過去のトラウマ的な思いを持っている人は、鼻風邪になりやすいです。

 

もし、あなたが、そんな状態にあるのであれば、未来には楽しいことがたくさん待っているということ、過去の嫌な思い出も、自然に忘れられる時期がくるということを、思い出してください。

 

そのうえで、時間はかかってもいいので、『許そう』という思いを、常に持つようにしてください。そうすると、少しずつ、そのトラウマは解消されていきますが、その頃には、鼻風邪を引かなくなっているでしょう。

 

悪寒がする

喉も鼻も、何ともないのに、ただ寒気だけを感じるといった風邪もありますが、これは、スピリチュアル的には、あなた自身が悪いのではなく、周りの誰かが、あなたに対して敵意を持っているサインと解釈します。

 

プラスのエネルギーも、マイナスのエネルギーも、人に伝染します。明るく活発に動いている人の周りは、皆が自然と明るくなりますし、逆に、他人の文句を言ってばかりいるような暗い人がいると、その人の周りの雰囲気も、悪くなってきます。

 

(ちなみに、そういった人は、他人から嫌われやすくなりますが、『嫌い』というマイナスエネルギーを受け取ることになるので、ますます、本人も暗くなっていきます。)

 

寒気や悪寒という感覚は、誰かのマイナスエネルギーを、あなたが受け取ったというサインなので、周りを注意深く、観察するようにしてください。

 

何が原因で、その人が、あなたに敵意を向けるようになったのかを探ることが、重要になってくるからです。もし、観察することで、原因が分かったら、その人の敵意を解消できるような行動を取るようにしてください。

 

ちなみに、その行動というのは、その人に素っ気ない態度を取っていたことに気付いたら、明るく挨拶することを心がけるなど、簡単なことで十分です。今の自分に出来ることをすれば、それでうまく回るようになるので、そういったことを心がけてください。

 

咳の意味

咳は、あなた自身が伝えるべきものを正確に伝えることが、出来ていないことを意味しています。従って、普段から何かに対して我慢している人が、咳に悩まされやすいのですが、この状態になった時には、どんなに言いにくい内容でも、勇気を持って伝えるようにしてください。

 

これが出来ないと、さらにマイナスのエネルギーが募ることになってしまい、最悪のケースとしては、別の病気に陥ってしまいます。

 

また、行動のバランスが取れていないのも、咳の原因となります。たとえば、やりたいと思っていることがあるのに、何らかの原因で、出来ないままでいる時に、あなたの無念の思いが、咳となって現れます。

 

こんな時には、少しでもいいので、素直に実行することです。小さな一歩でいいので、踏み出してください。それが状況を変えることにつながります。

 

発熱が持つ意味

熱が出るというのは、風邪の原因であるウイルスと、あなたの体が戦っているからですが、スピリチュアル的に見ると、発熱というのは『怒り』を表現するものとして、捉えます。

 

この怒りというのは、自分に対するものかもしれないですし、他人に対するものかもしれません。また、特定の人に対するものではなく、世の中の風潮に対するものかもしれませんが、いずれにしても、日頃からあなたが持つ感情が爆発する時に、発熱という症状が出ます。

 

あなた自身がコントロール出来ない感情と言うと、分かりやすいでしょう。発熱の熱量は、あなたの思いに比例しますから、高熱であればあるほど、あなたの思いは辛いはずです。

 

こういった時の対処法ですが、他人や世の中に対する怒りなど、自分で変えられないものに対しては、諦めて受容することが大切です。そうしないと、いつまでも怒りがおさまらず、結局は、自分自身を傷つけてしまうことになります。

 

(より細かいことを言えば、自分には変えられないという事実を認めたうえで、自分に何か出来ることがあれば、実践していくという姿勢がベストです。)

 

一方、自分の行動パターンなど、変えられるものに対しては、適切な対処をすることが重要です。怒りというのは、大きなエネルギーでもあり、パワーとして活用することも出来るので、その力を利用して、自分自身を改善していくというのは、スピリチュアル的に極めて正しい対処法です。

 

頭痛の持つ意味

風邪を引いた時に、ひどい頭痛で悩まされる時には、あなた自身の『考え方』に、偏りがあることを意味しています。別の表現をすれば、『頑固』とも言えます。

 

もし、あなたが風邪を引いた時、頭痛に悩むことが多いようであれば、他人の意見を聞いて、その考え方を熟慮することを、習慣化してください。

 

こういった症状を持つ人というのは、他人の意見を直感で否定しがちですが、これでは、別の考え方が生まれず、思考の幅が狭くなってしまうので、心を広げることが重要です。

 

管理人の体験談

私の場合、風邪を引く時には、必ずと言っていいほど、『喉』の腫れから始まって、『発熱』に終わるというパターンです。ある時、突然、喉に痛みやゴワゴワ感が出始め、その後、熱が出るのです。

 

私は、風邪という症状が意味する、スピリチュアルメッセージの内容を把握しているので、『あっ、言動や思考に、注意しなければいけないサインだ』と、すぐ自分自身を見つめ直す癖が付いています。

 

しかし、忘れた頃に喉が痛み出すので、まだまだ修行不足ということですね。発熱に関しても、『短気は損気』と自分に言い聞かせるきっかけになっています。

 

風邪は、自分の思いが表に現れる病気で、最も身近なものです。なかなか完全に治すことは出来ませんが、人生修行と思い自分を見つめ直しています。

 

あなたも『風邪かな?』と思ったら、治療のほかにも、上記の事柄を当てはめて、自分自身を見つめ直すようにしてください。